暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第7章】八神家が再び転居した年のあれこれ。
 【第5節】キャラ設定7: メルドゥナ・シェンドリールとその家族。
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見ると、骨太で筋肉質で、肉体そのものは極めて健康で頑丈に出来ているのですが、初等科の頃は「低身長」が相当なコンプレックスで、(今でこそ、とても温和な性格になっていますが)当時は割とキレやすい性格だったようです。
(そのためか、彼には「初等科の頃からの友人」が一人もいません。)

【具体的に言うと、ルディの体格は158センチ・65キロぐらいです。外見はやや「ずんぐり」とした感じで、髪の色も(姉たち四人がみな揃って、父親によく似たベルカ系の明るい色合いなのに対して)彼だけは母親によく似た『いかにもミッド人らしい』暗褐色の髪となっています。】

 魔力も『特別に強い』というほどではないのですが、それでも、コロナの「ゴーレム創成(クリエイト)」にも似た、ちょっと珍しいタイプの「操作系魔法」のスキルを持っていたので、彼は後に、一般陸士よりも「そのスキルを()かせそうな仕事」の方を選択しました。
 つまり、89年の春に次姉メルドゥナが丸一年の産休を取って8月に息子(第二子)セグディオを産むと、ルディエルモは末姉フラウミィと示し合わせて、その年の秋に二人で執務官補佐の試験を受けたのです。
 その結果、ルディは「第一種・乙類」で、フラウは「第二種」で合格し、翌90年の春には二人そろって、次姉メルドゥナの産休明けと同時にその補佐官となりました。

 また、92年の夏、メルドゥナが再び産休に入って「補佐官」としての仕事が無くなった際には、彼はその「操作系魔法」と「小柄で筋肉質な体格」を見込まれて〈本局〉の技術部に呼び出され、新たに開発された「剛性流体」による個人装備の実用化実験に参加させられたりもしました。
 その結果、その個人装備の「実験機・第一号」は彼に贈与され、翌年の夏にメルドゥナが復職すると、彼はその特殊装備を駆使して、それまで以上に姉の仕事をよく補佐するようになります。
 こうした弟妹らの協力を得て、メルドゥナは今日もまた「どうにか、こうにか」執務官の仕事をこなし続けているのでした。(笑)


 また、メルドゥナは新暦92年の11月に次女(第三子)ジェルマを産んだ後、翌93年の8月には31歳で、「師匠のそのまた師匠」であるフェイト・ハラオウン上級執務官(37歳)や、現地出身のナスパルヴェム・クラムザウガ執務官(49歳)や、その「弟子」である新人のトスカミエム・ゼイドリクサ執務官(19歳)とともに、四人がかりで〈管13マグゼレナ〉の第二大陸における一連の事件を担当しました。
【それは、一言で言えば、〈永遠の夜明け〉の残党たちが「マグゼレナ本部」を復興しようとした事件であり、もっぱら廃都ディオステラの北方に拡がる「ヌミコス高原」を舞台としていたため、後に〈ヌミコス事件〉と名づけられました。】

 その事件は11月になってようやく終了し
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