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新たな異変
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スターと二体出会った話。そして二、三話したところで一度時間を確認する。四時半と表示されていた。昨日は確か昼ぐらいに気絶して結構な時間寝ていたから寝付けないと思う。

「ユイ、お前はもう少し寝とけ」

「えー、眠くないよ」

「いいから、少し寝とけ」

 そう言ってユイを部屋で寝ているアスナのベットに持っていき、アスナの隣に寝かせる。

「話はまた今度してやるから、今は少し寝とけ」

「……分かった」

 そう言ってユイは目を閉じた。しばらくして寝息を立て始める。それを聞いて寝たのを確認すると、再び外に出た。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 はじまりの街の外に出て、久しぶりの初めてモンスターと戦った場所に来た。懐かしいな、そう思いながら景色を眺めているとフレンジボアーがポップした。

「お、初めて狩ったモンスターのフレンジボアーじゃん。今思えばはじまりの街に来てもそんなにここに来なかったからな」

 そう呟きながらフレンジボアーを見る。とりあえず久しぶりに狩ることにした。落ちていた石を拾い、フレンジボアーに投げつける。気付いて突進して来い、そう思って当てたつもりだったのだが、それに当たったフレンジボアーは、HPを全部削られて、ポリゴン片へと変わった。

「……」

 うん、まあ、そうだよね。今俺103だし、2、3、レベルのフレンジボアー目掛けて石投げたら、いろいろと補正がかかってそりゃ死ぬよね。

「……帰ろう」

 なんか、一気に狩る気が萎えた俺は教会へと帰った。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 帰って来ると、二、三人子供とサーシャが起きてご飯を作っていた。

「おはよう」

「ゲツガ兄!!大丈夫なの!?」

 俺を見た子供たちはすぐに大きな声を上げ、心配そうに見てくる。サーシャも同様、心配そうに見てくる。

「大丈夫だよ、この通りな」

 そう言い元気ですとアピールする。それを見た全員、ホッとしたように息を吐く。

「心配させてゴメンな」

「いいよ。それよりも、ユキ姉のトコに行ってあげなよ。一番心配してたのはユキ姉だし」

「分かった」

 そう言って、俺はユキたちの寝ている部屋に向かった。扉を開けて部屋に入ると、ちょうどみんな起きたところだった。

「はよーす「「「ゲツガ(君)!!大丈夫なの(か)!?」」」大丈夫だから落ち着け」

 ユキは叫んだ後、すぐに俺の胸に飛び込んで顔を胸に押し当てる。

「朝起きたら……ゲツガ君いないから……消えたかと思ったんだよ……」

 キリトやアスナも頷く。相当心配かけたらしい。

「ゴメンな。でも、俺は、お前を置いて行かない」

「……うん」

「よし、キリトもアス
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