【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第7章】八神家が再び転居した年のあれこれ。
【第2節】ユーノ司書長まで参加した合同訓練。(前編)
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(なお、increase は、「増殖する」という意味の自動詞です。)】
しかし、千切ったら千切った分だけ、また新たなバインドが際限も無く、かかり続けて行きました。
(ちょっ! ……これは!)
アインハルトの狼狽を他所に、ユーノは思わず感嘆の声を上げます。
「話には聞いていたけど、凄いね。……じゃあ、もう少し速度を上げてみようか」
(ええっ!?)
アインハルトも懸命にバインドを千切り続けましたが、今度はそれ以上の速さで新たなバインドが次々に彼女の体にかかり続けていきました。やがて、果てしなく増殖を続ける鎖が、繭のように彼女の全身を包み込んでいきます。
《アインハルト。ちょっと動かないで。》
ほとんど身動きが取れなくなってから、ルーテシアの念話が届きました。指示どおり動かずにいると、すぐにアインハルトの体は(鎖をその場に置き去りにして)ルーテシアの召喚術で彼女の許へと転移させられます。
一方、エリオは増援として前衛のスバルやウェンディに加勢しましたが、赤組もなのはが中衛のフェイトとチンクに加勢して、三対三でこれを完全に足止めしました。
やがて、ライト・オブストラクションの効果も切れて、状況は混戦模様になっていくのですが、その間にも、ルーテシアとファビアの「わるだくみ(笑)」は着々と進行していたのでした。
【例によって、これ以降の具体的な戦闘描写は割愛させていただきます。(苦笑)】
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