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遊戯王EXA - elysion cross anothers -
TRICLE STARGAZER
TRSG-JP008《このアド絶対おかしいよ》
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する必要がありそうね―――!

「手札から《大嵐》を発動するわ!」
「なんだと!?」

 破滅の風が吹き荒ぶ。天へとそびえる棟を砕き、地を照らす水晶を削り。後には何も残らない、セットされたモンスターを除いては。

「破壊されたこの瞬間、《魔導書院 ラメイソン》と《魔導書殿 エトワール》のもう一つの効果が発動!」

 ……ですよねー。そんな予感してたわ。

「"ラメイソン"の効果は、墓地に眠る"魔導書"の数以下のレベルを持つ魔法使い族モンスターを手札かデッキから特殊召喚する効果。"エトワール"の効果は、破壊された時点で乗っていた魔力カウンターの数以下のレベルを持つ魔法使い族モンスターをデッキから手札に加える効果だ」

 だから、アドがおかしいでしょうが……!

「まず"ラメイソン"から処理するぜ。墓地の魔導書は"ゲーテ""ラメイソン""エトワール"、そしてセットされていた"トーラ"の計4枚、よってレベル上限は4。デッキからレベル3の《魔導召喚士 テンペル》を守備表示で特殊召喚。後は"エトワール"の方だな、乗っていた魔力カウンターは3……レベル1の《エフェクト・ヴェーラー》を手札に加えておくか」

 ……しくじった。《魔導書殿エトワール》はサーチ効果だったのか。"ヴェーラー"持ってこられたのがすごく痛い。

「……仕方ないか。手札から《フォトン・スラッシャー》を特殊召喚するわ」

 安定の"奈落"チェッカー。相手の場にセットがなくてチェッカーにならないことがあるのは御愛嬌。
 こいつ、結構な割合で初手に来るのはなんでだろう。1枚しか積んでないのに。

「《セイクリッド・ポルクス》を召喚!」
「【セイクリッド】だと……!?」
「Exactry.当然、続けて《セイクリッド・カウスト》を召喚するわ!」

 私の場に描かれたのは双子座と射手座の紋章。それぞれに宿る光の騎士が姿を現した。

 セイクリッド・ポルクス
 ☆4 ATK/1700

 セイクリッド・カウスト
 ☆4 ATK/1800

「いやちょっと待て! この世界に"セイクリッド"のエクシーズはまだ存在してねえぞ!」
「……あ、やっぱり?」
「やっぱりって……まさか!?」
「うん、ごめん。"オメガ"と"プレアデス"と"トレミス"はもう出しちゃった」

 ……クレナ、実はあんた起きてるでしょう。絶対寝たふりしてこの会話聞いてるわよね?
 黒乃が色々と諦めたように溜め息をついた。そして、私に……

「………終わった」

 ……私にそう、言い放った。

「終わったって……何が?」
「【セイクリッド】って……遊戯王ELYSIONのラスボスなんだよ………!」
「…………マジで!?」

 それって、もしかしなくても相当
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