第169話
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すか!私の年齢が24歳なのは本当の事ですし、私はエステルさん達と出会う少し前に夫と結婚式を挙げたばかりですから、自称じゃなくて”本物のただの新妻”ですよ!?」
ジト目で答えたエステルの説明を聞いたエイドスは反論し、二人の会話を聞いたその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「4000年以上生きている癖に、未だに年齢を詐称しているじゃない!」
「それに私達の予想通り、案の定”ただの新妻”の方を名乗ったの、そこのKY女神は。」
「アハハ……どっちもエイドスさんにとっては絶対に主張すべき事なんだろうね。」
「年齢に関しては理解できますが、”ただの新妻”である事にどうしてそこまで拘るんでしょうね?」
クレハは顔に青筋を立てて、ノイはジト目でそれぞれエイドスに指摘し、ナユタとエレナは苦笑しながら呟き
「エ、エイドス……」
「ううっ、並行世界の皆さんが今まで抱いていたエイドスへのイメージを壊してしまって、本当に申し訳ございません……!」
アドルは冷や汗をかいて表情を引き攣らせながらエイドスを見つめ、フィーナは申し訳なさそうな表情で並行世界の面々に謝罪した。
「な、何かさり気なく驚愕の事実が次々と判明したよな……?」
「う、うん。女神様の年齢の件もそうだけど、女神様が結婚していたなんて事実、とんでもない事実だよね?」
「えっと、ツァイト?私達の世界の方の女神様の本当の年齢もそうだけど、女神様がご結婚されているという話も本当なのかしら?」
我に返った”マキアス”と”エリオット”はそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせながら呟き、”エリィ”は戸惑いの表情で”ツァイト”に確認し
「うむ………残念な事に並行世界でも女神の”あの性格”も同じだったようだな………」
「という事はオレ達の世界の女神も今目の前にいる並行世界のエイドス様と同じなのか。」
「そのような事実、知りたくなかったぞ……まさかとは思うが、空の女神の”本性”を知っていた”先代”は妾達の空の女神への”いめーじ”を守る為に空の女神の詳細について語らなかったのか……?」
「アハハハハハハッ!しかも”空の女神”自身が”空の女神”という二つ名を心底嫌がっていたなんて、面白すぎる事実じゃないか!」
「笑いごとやないやろうが、ワジ!!」
「そ、その……先程から気になっていたのですが、エイドス様とそちらの白い翼の女性の容姿は非常に似ていらっしゃっていますが、まさかエイドス様の御姉妹の方なのですか?」
”エリィ”の確認に疲れた表情で答えたツァイトの答えを聞いた”ガイウス”は目を丸くして呟き、”ローゼリア”は表情を引き攣らせながら呟いた後ある推測をし、腹を抱えて大声で笑っている”
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