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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
95話 決まったMIRAI
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アルクウガに見事命中し……その異空間を破壊したかに思われた。

だがライアルクウガは少し後ろにジャンプした程度でダメージを喰らっていない。


「その程度じゃ俺に何層にも重なる空間は破けねぇさ??それに、どれほどお前との間に空間があると思ってるんだ?」
「なるほど……しかしあなたも攻撃できないでしょう?このポーズ空間の中では。」
「……!」


ポーズによって止まったもの……それは粒子とて例外ではない。原子操作系は使えないということ????この意味でどちらも攻撃を封じられている。しかしそれで終わらないのが、クウガの神髄。


「確かにポーズではそうだが……こんなこともできるんだぜ??!」
「!!…まさか。」


ライアルクウガが両手のひらを近づける。

すると突如ナムロドの体が徐々に小さくなり始める????否、ナムロドの存在していた1?の立方体ごと縮小され始めたのだ。故に当然ナムロドの体も小さくなる……地面に生えていた草も石も全て。


「調子に……乗るなぁ!!」


マルドゥクはABボタンを同時押し。必殺を待機させる。


【キメワザ!】


マルドゥクはBボタンを選択する。


【CRITICAL ZONE!】


赤黒い波動が広がっていく………それはライアルクウガが作り出した異空間を全て抹消する。

それにとどまらず、無数のエネルギー刃が空中に浮かび???ライアルクウガを襲い始める。それをトリプルアクセルで躱しきり、拳から発せられる雷をマルドゥクに落とす。

デウスランパートを再度召喚したマルドゥクはそれで雷を受け流す。


「やはり…エレメント攻撃は効かないか。」
「当然??あなたも同じでしょう?」
「近接物理攻撃でしか勝負はつけられない??か。」
「!!」


クウガが突如として消える???と思いきや、不意打ちの空間移動がマルドゥクを捉え、左ストレートがマルドゥクの左肩に直撃する。肩とはいえその威力は大きく、最小にとどめてもその余波が地球を駆け巡る。その拳にいかにマルドゥクと言えど大ダメージを負ってしまう。


物理攻撃……聞こえは単純明快だが、その重みはまさに神話級。自分の拳を空間と捉え、そこに係る重力を幾万倍と大きくしている。
さらに研ぎ澄まされたモーフィングパワーは核分裂を発生させ、その衝撃を一点集中かつ極限まで高めたパンチ。


【リスタート!】


時は再び正常な方向へと流れ出す。


「ぐはっ……キサマァァァ!!!!」
「どうした?アークに知能を借りている割には……不意打ちを喰らうとは。」
「借り物だと!?これは私のモノだ!!!」


マルドゥク怒りは膨らむ……なぜ借り物と言われれば怒るのか。


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