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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
94話 月下に光るNaga slasher
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才と魁なら絶対こんなことはしない。」
「竜介君!アレを!」


祝が指を刺した……仮面ライダー迅が力尽きたかのように、墜落してくる姿。竜介は敵味方論ずる暇なく変身を解除した彼の元へと駆け寄る。彼の体は……かなりのダメージを負っていた。


「どうした!?一体何があった!?」
「クローズ……!アイツは……全ての……」
「不味い…内部機能がかなり損傷している……!」


祝の言う通り、迅はかなり危険な状態。それこそバックアップごと破壊される危険性もあった????彼が父のように慕った者と同じ……それ以上に。


そしてそれと同時に????降り立つ邪神。


「ほう……!まさかあなた方が居るとは。」
「仮面ライダーマルドゥク…!なぜ迅を!」


竜介が怒りを露わにする。彼にとって……たとえ敵であろうと仲間を傷つけるのは、怒りの糧となる。

しかし???


「私は機嫌が悪い…私の駒であるそいつが…私の役に立つばかりか!私の計画を無茶苦茶にした!!それだけでなく???封印を解きあがって……許されざる。よってここで私が嬲り殺す!!」
「ふざけんな!!!そんなことで仲間を殺していいわけねぇだろ!!!」
「仲間……私はこの世界??あらゆるものを治める現人神だ!!私の駒が仲間など身の程をわきまえろォ!!」


竜介に逆ギレする仮面ライダーマルドゥク。

身勝手……人間では想像もつかないほどの悪だ。救いようのない???救いすら侮辱と受け止める悪魔。

そして彼は自分の持つデウスラッシャーを3人に向ける。


「ちょうどいい……お前らごと始末してやる???!」


一気に空気がひりつく……が、光明が彼らの背後に現れる。

虎太郎が……火の翼を携えた天界からの使徒へと姿を変える。


「竜介、祝。ここは私に任せろ。」
「虎太郎……!いや???アトエル!」
「早くそいつを持って逃げろ……そうだな???ハイパーロード/Aqours様の下に行け。あの御方ならその者を復活、自由にしてくれるだろう。」
「あ、あぁ……」


竜介はここから退散する方法を講じようとする……が、マルドゥクがそれを許すはずもない。右手に備え付けられたアークの提案によりデウスラッシャーを消滅させて、バグルドライバーXに収納された特殊物質で新たな武器を生成する。


【オーソライズバスター!】


「逃すと思いますか…?この人間風情が……地獄に堕ちろォ!!!」
「させるか…」


エネルギーチャージを察知した虎太郎が指パッチンをすると、3人の体は忽然と姿を消す………瞬間移動だ。正確には空間転移といった方がいいのかもしれない。覗が虎太郎の力を強引に引き出して瞬間移動した際と同じ、それを任意で安全に
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