第四十九章
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撃はこの一撃しかないぜ」
「もう一撃出す体力はありませんよ」
キバットとタツロットが言ってきた。
「こっちもだ」
「俺達もか」
「そうだ。俺達も出せる攻撃はあと一回だけだ」
二世は音也に対して告げてきた。
「最後のな」
「それで充分だな」
音也はそれをただ受け止めるだけだった。
「一撃あれば充分だ」
「そうか。それならいいがな」
「いいか、渡」
そのうえでまた我が子に対して声をかけてきた。
「一撃で充分だな」
「うん、一撃でね」
そして紅もそれは同じだった。
「決めるよ。じゃあ父さん」
「行くぞ」
「ウェイクアップツー!!」
二世がここで叫ぶ。そうして音也は天井高くまで跳び上がった。
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