第四十七章
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」
「また来るのだ」
言いながらその受け止めていた両手に力を込めてみせる。するとそれにより二人は吹き飛びそのうえで床に叩きつけられたのだった。
「ぐわっ！」
「くっ！」
「この程度ではないだろう？」
その叩き付けた二人への言葉であった。
「君達の実力は」
「まだ見るというのか！？」
「僕達の実力を」
「その通りだ。言った筈だ」
そしてまた言うのだった。
「今の私はディカステスだとな」
「ふん、それならな」
まずは音也が立ち上がって言った。
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