暁 〜小説投稿サイト〜
人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
88話 AqoursのPartner
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する。それを不思議に思った鞠莉がツッコむ。
さて話を戻して、この姉 聖良が提案をする。
「さて、ここで立ち話も難ですから???ある場所に行きませんか?」
「ある場所?」
梨子が聞き返す。
「皆さんも少しは行きたいと思ったことがある場所ですよ。」
「??????」
〜〜〜〜〜〜〜〜
俺たちが連れてこられたのは……まさかの振り出し。UTX学園。しかしそこは学校ではなく、スクールアイドルグッツやスクールアイドルの曲が歌えるカラオケなどが配備された聖地と化していた。
「まさかUTXがこんなになっているとは……!」
「正確にはUTX学園がその一部をスクールアイドルの聖地にしたような感じですが……」
魁の驚嘆に正確な答えを返す聖良???この人の性格は何となくわかる。所謂笑顔で毒を吐くタイプの人間だ。ある意味Aqoursの誰とも個性被りしていない。
さて梨子が紅茶をすする聖良に予備予選突破を祝う。
「予備予選突破突破、おめでとうございます!」
「coolなパフォーマンスだったね。」
「褒めてくれなくて結構ですよ。」
「!?」
祝意をそのまま受け取らず、謙遜???というより結果によりストイックなだけか。
「動画の再生数ではあなた達の方が上なんですし。」
「いやぁ〜///」
「それほどでも〜///」
「当然、天才演出家の実力
「はい乙、自慢は寝ても言うなずら。」
俺が曜とルビィの勢いに乗じて自慢しようと思った途端に、花丸に煽りスルーを喰らわされる?????え、花丸って文学田舎っ娘だったよな……?
このツッコミで善子の気持ちが……いやわからんわ。
しかし次の聖良の一言で現実に戻される。
「でも、決勝では勝ちますけどね。」
「………!」
この言葉とともに千歌の顔が険しくなるのがわかった。聖良はティーカップを置き、改まって口を開く。
「私と理亞はA-RISEを見てスクールアイドルを始めました。彼女たちの何が凄いのか……私たちも考えた事はあります。」
「答えは……出ました?」
「いいえ。ただ……勝ち進むしか無い。勝って、同じ景色を見るしかそれを解る方法はないんじゃないかって????」
確かにそれは一理ある????が、俺はそれが良いとは思えない。彼女らのやっているのは答えを探し続ける事の放棄。
千歌は語気を強めて言う。
「どうしても……勝ちたいですか!?」
「………?」
「勝ち進んで………その先は何があるんですか?」
その先????俺たちにとっての、その先……それは何だろうか。千歌の言葉によって少し自分が揺らぐ。廃校阻止も、ラブライブ優勝すらも通過点に過ぎない……では俺たちの真の
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