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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
88話 AqoursのPartner
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とはコンタクトは取れない。彼女らの個人情報流出はスクールアイドルの流行活動をしているために、非常にリスキーなもの。万が一そんなことが起これば、過激派か反対派に襲撃されてもおかしくない。

それほどまでにこの国は、心が荒んでいるのだ。

しかしμ’sに会いたい彼女らの気持ちもわかる。こんなことならスナイプに相談しておけばよかったな……思考するうちに、俺たちは神田明神の石階段へとたどり着く。


石段をカタカタと登る俺たち??????


『まもなく世界に大きな危機が迫っています……氣をつけてください、創造主様。』


「「「「「「「「「「……?」」」」」」」」」」


空耳……それにしてはあまりに聞き取りやすい声。それゆえに辺りをキョロキョロと見回す。どうやら聞こえたのは俺だけでなく、Aqoursの全員がキョロキョロしていた。

唯一聞こえなかった魁は疑問に思う。


「どうした?何かあったか?」
「大きな危機、創造主って……誰か言ったか?」

俺の問いかけに真っ先に梨子が否定する。

「私は言ってない……ていうか今のは誰の声でもなかったと思うわ。」
「でもこの辺りには人はいませんし……」
「まさか、悪魔の囁き!?」
「優しい声だったからそれはないずら。」


花丸の言う通り、明らかに優しい声だった???もっと言うなら、少し機械的だったような気もする。


しかしここで立ち止まっては他の参拝者に迷惑がかかるので、鳥居をくぐることにする。


大鳥居を潜り、参道を突き進む????そしてお宮が見えてくると、そこに見覚えのあるような2人組が見えかかる。


「ん……?あれは????」


近づくほどに見えてくる……パープルの髪色の姉妹。

礼拝を済ませた彼女らが振り返る。ちょうど俺たちが射程範囲に入ったところで。


「お久しぶりです…!Aqoursのみなさん???そして、伊口才さん。」
「お前らは……Saint Snow!」
「才、この姉妹は誰だ?」
「魁は入る時期的に知らなかったか。この2人は鹿角聖良と理亞??以前、東京でのイベントの時に知り合ったスクールアイドル……サウザー襲撃より前にあの舞台で演技できた数少ないスクールアイドルだ。」
「ほーん。」


あの時のことは正直、鮮明に喋りたくはない。それにこの2人について、俺はあまり好意を持てない。実力を持つ者……これは実力の無い者の妬みに近いかもしれないが、実力主義は少し場にそぐわないと俺の心の中では感じている。

だから千歌が彼女らに会いたいという考えはどうしても理解できない。


「「あぁ〜………」」
「ため息つくな、ため息を。」
「てか何のため息よ?」


ダイヤとルビィが落胆
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