暁 〜小説投稿サイト〜
人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
87話 現実という名のExcuse
[5/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
わにして。
「この連盟はTOBを受けている……私の父がCEOを務めるオハラエンタープライズから。彼と我々は何度も対立している。彼の狙いは内浦の破壊的な再開発及び地域住民の半強制奴隷化。それをわかってその発言をしているのですか?」
「奴隷化とは、したり……雇用も生まれ、過疎地が開発されるのは我々としても良い話ではないか!」
「そのために人々の暮らしを犠牲にしていいわけがない!!」
「犠牲とは……全く、君たちは問題を仰々しく捉えすぎだ。」
メガネハゲの中年理事がメガネをクイっと動かし、そのウザさをアピールする。
「今の内浦の住民の収入はすずめの涙程度……しかし再開発ならば、その収入は劇的に回復する!??議長、そのためにも我々が持つ株式をすべてオハラエンタープライズに売却し、我々が一丸となって内浦をはじめた静岡県全体を盛り上げていこうではありませんか!!」
周りから歓声と拍手が湧き始める………メガネハゲはしたり顔をする。
「こんなの…………こんなのおかしいよ!!!!」
一斉に拍手が無に帰す。メガネハゲと中年理事を始め、その言葉を発した本人????高海千歌の方を向く。
彼女は想いをぶつける。
「内浦の人たちは瞬間瞬間を必死で生きて????でもみんな笑ってる。自分にできる仕事をやって……暖かいキモチで溢れた街。漁師さんに旅館の女将、みかん農家????それを潰しちゃダメ…ダメなんです!!」
「そんな街ごまんと
「だから!!そんな街も……暖かいキモチを???みんなに届けたいんです!!だから私たちはスクールアイドルやってるんです!!!!」
千歌の魂の叫び………それはハゲの台パンで強制的にかき消される。
「子供は黙ってろ!!!スクールアイドルなど……百害あって一利なしだ!!すぐにも廃止すべきところだ!!それに騙される者も騙す者も、夢を見る子供だ!!大人の世界にそんな夢見がちな話を持ち込むんじゃ
バキン!!!
パキパキ…………
長机がささくれだらけなり、今にも粉々になりそうな程破壊される????破壊者は俺だ。
「詭弁で喋りすぎだハゲメガネ。」
「は、はっ、ハゲメガネだと!?ぶ、ぶ、無礼じゃないか!!」
「夢見がちな子供……そう言ったな?」
「そ、それがどうした!?」
「夢など見ない………じゃあお前は何なんだ?」
「は?」
「人間誰しも夢を見る……理想を語り、心を育んでゆく。それもできない貴様は怪物か何かか??????いずれにしても、詭弁で俺のリーダーの言葉に泥を塗った挙句、泣かそうとするとは????よほど命知らずだ。」
「「え……?」」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ