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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
87話 現実という名のExcuse
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sのリーダーのお前を連れて行かないと、堅苦しい会議になるかもしれないからな。ここは雰囲気を思いっきりぶち壊す。」
「あっそう。で、本音は?」
「勝手に東京行きなんて決めた罰だ。」
「私その程度で吊し上げられないといけないの!?」
鞠莉の言葉にフッと本音を言った俺。そして文句垂れる千歌を無視してその施設へと入ってゆく。
途中たくさんの絵画や高価な水瓶、この組織の略年表などが俺たちを出迎える。そして1番奥の部屋が?????第一決戦場だ。
「失礼する。」
4人の躍り出て、扉を開ける魁。中にはこの暑い日に黒いスーツを着た男性たちがびっしりと並んでいる。唯一着ていないと言えば、渡辺祖父が議長席でベストを着用しているが、これはこの中で1番老齢のためだろう。
魁が先頭に出たのは、おそらく俺に変なことをさせないためだ。俺ならまず扉を蹴破って入っていくことを想像していた。厳粛な場所では厳粛に……これも俺と魁の違いの一つだ。
そして俺たちは議長席とは正反対の4席に座る。それを確認した渡辺祖父が会議を始める。
「ではこれより臨時の理事会を開会する。浦の星学院理事長とその関係者は議題を。」
呼ばれた鞠莉と、その補佐人の魁が立ち上がる。まず話し始めるのは鞠莉。
「私たち浦の星学院は男女共学化を実行したものの、未だ入学希望者はゼロであり、来年には静真高校との統廃合が決定しています。私と、同席している高海千歌さん含め9人及びサポーターはスクールアイドルグループAqoursとして廃校阻止を目標にしています。」
「噂には聞いていましたが、理事長自らスクールアイドルグループに入って活動しているとは……」
辺りがざわつく???すると、理事の中で1番若々しい人物が質問してくる。
「しかし合理的に考えれば、浦の星学院は赤字ゆえに経営合理化をするのは仕方ないのでは?」
「Exactly、ですがAqoursが設立されて以降、CDの売り上げやさまざまなグッズの商標権で浦の星自体に増収が見込まれています。それを考慮してそれをあえて廃校にするのはいかがなものか……」
魁は冷静にその質問に返す????しかしここで、爆弾が投下される。
中堅の理事が言い放つ。
「それは今現時点での話。一時期人気になったとて、いつまでその炎が続くかもわからん。」
「さよう。そもそもラブライブ自体が規模拡大したとはいえ新興のモノ。その熱が収まれば、それこそ今より酷い赤字になろう。」
「………!」
同調する2人の中堅理事。3人の裏切り者とは今質問した3人で大方合っているだろう。若年の理事はビジネス的観点から、そしてこの2人は……何かありそうだな。
魁はその反論に返す………感情をあら
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