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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
87話 現実という名のExcuse
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の。しかしまだその容貌は見えない。
「誰……?」
『運命はもう回り始めています。』
「え…?」
エコーがかった声が響く。優しい……全てを包み込んでくれる母のような声。
『もうすぐわかるでしょう…自分が進むべき道、自分にとってなくてはならない存在も。』
「どういう???-!」
霞が溶けてゆく……光り輝く白金の髪、太陽のような赤い瞳。
〜〜〜〜〜〜〜
「おーい、千歌さ〜ん。」
美渡が虚空を見つめる千歌に応答確認をする。無論半分バカにしている。
「自分が進むべき道か……やっぱり動かなきゃ始まんない。」
「あの〜?」
「あれ?なんで美渡ねぇがいるの?」
「アンタ……」
3人の神秘………夢か真か、それとも?????
???????※???????
『ロケット発射を食い止めろォ!?』
「しょうがないだろ、俺たちは地区予選が迫っている以上まともに身動きできないからな。」
『んなこと言われても俺たちが怪人退治に追われてんのもわかってんだろ?』
通話越しではあるが途方もなく忙しいことは、竜介先生の口調からひしひしと伝わってくる。
『だいたいこっちはアークと滅亡迅雷.netが何かの企みを食い止めねぇといけねぇし!!』
「企み?どういうことだ?」
俺が聞き返すと、竜介先生に代わって虎太郎がそれを答える。
『あいつら、俺たちに挨拶だけして帰っていったんだ。じきに悪意のエネルギーを一気に集めるって言っていたのがどうしても引っかかるんだ????』
「え……!?」
俺は考え込む………限りなく邪悪な計画が俺の頭の中に浮かび上がってきた。そしてそれを確かめるように虎太郎に訪ねる。
「悪意のエネルギーはどこから集めるとか言ってなかったか?」
『!?国中から集めるって言っていた。』
「まずい????アークもといナムロドの狙いもそのロケットだ。」
この話を聞いている皆に激震が走る。そして魁がそれを詳しく話すようせがむ。
「どういうことだ才?」
「さっき話したEMP爆弾……電磁パルスで対象の電子機器をダウンさせる爆弾だ。原理はわからんが、これによってアークが全国のサーバーをハッキングできる可能性がある。オハラスペックってのは脳波に影響を与えて、悪用すれば怪人にさせられる……そしてそいつらが暴れ出し、秩序が崩れれば、より悪意を持った人々が増え、怪人と化す????」
『無茶苦茶だ!!!』
竜介は叫ぶ。対照的にウォズは冷静にその推測に同意する。
『だが、不可能じゃない。』
「そうだ????だからこそ、一刻も早くそれを止めてくれ!これが失敗すれば人々の日常は崩壊する!内浦どころか
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