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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
86話 Thousandの堤も崩れ始める
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るなら、そこそこ強くも主人公を見つけると強制的に戦闘に突入させるキャラに出会ったときくらいだるい。
あくびをしながら魁の肩を叩く。
「よし、任せたよ。」
「バカ!俺は王だぞ!お前も戦え!」
「こんな終盤に出てくるダルいモブキャラも倒せないのかなぁ〜?修行の成果とは一体何なのかなぁ〜?」
「うっせ!やってやるよ……キバット。」
『いいだろう、絶滅タイムだ!』
【ガブリ!】
キバットII世の牙が魁に魔皇力を注ぎ込む。
「変身!」
漆黒の鎧が形成され、ダークキバへと変身を完了する。同時に王の剣 ザンバットソードを装備する。
【ゼツメツEVOLUTION! ブレイクホーン!】
「変身。」
【パーフェクトライズ!】
【THOUSER is born. Presented by OHARA. 】
アルシノイテリウムとコーカサスオオカブトのライダモデルが融合し、サウザーを爆誕させる。そしてサウザーも専用武器 サウザンドジャッカーを装備する。
「魁ィ……私にいつから勝てると思ったんだ?」
「勝てるさ。この剣と今の俺なら……」
「調子に乗るなぁ!」
サウザーが高速でダークキバの間合いに詰める……振り下ろされたジャッカーをするりと左に避けたダークキバは、入れ違いにザンバットソードをサウザーの腹に浴びせる。
「ぐっ……!」
「いくらヌープ硬度100兆とはいえ、この剣は効くだろ?」
「その剣は……」
「500年前の小原家先祖が封印した、未知の物質 魔皇石の結晶を贅沢に使った王の剣だ????小原家の面汚しのアンタに代わって、俺がこの剣と共に王の座を受け継ぐ。」
「一撃当てた程度でほざくな!!」
【JACKING BREAK!】
召喚されたUFOが雷や冷凍ビーム、ミサイル、極熱のマグマを上空から放出する。ダークキバは紋章を盾にしてそれらを防ぐが、垂れたマグマが冷却されて足を固定し、さらにニュートン魂の力による重力波が完全に身動きを取れなくさせる。
流石はサウザー。目立った能力はない高スペックライダーであるが、サウザンドジャッカーの拡張性をフルに活用している。
「このサウザーの真髄……その鱗片を見せてやろう。」
「ぐぐぐ…」
【BREAK HORN!】
アメイジングコーカサスキーのボタンを1回………
【AMAZING HORN!】
2回押す。押すごとに右足に溜まるエネルギーは桁違いに増大する???通常1000倍の必殺が3乗……つまり、10億倍の威力!!
そしてそのプログライズキーを押し込む!
【THOUSAND CUBE DESTRUCTION!!!】
跳躍したサウザー
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