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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
83話 バラバラのLOVE
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「私は別にあなたを倒さなくてもいいと思っています。」
「なんだと?」
「私は全時空をこの手にできればそれでいい……別に無敵のあなたが1人抵抗しようが、絶対的な事実は変わりませんから。」
「……何が言いたい。」
「つまり???ああいうことですよ。」
マルドゥクがデウスラッシャーの刃先には……炎に彩られたおぞましい光景が写っていた。
「小原!黒澤!」
「が…ご… 」
焦熱地獄に血の池地獄。地獄へと誘われた2人の戦士。生き地獄…そう形容するに相応しい。
小原先祖は胃を鎌で貫通した穴が空いており、黒澤先祖は血まみれで首根っこを掴まれている。
首根っこを掴んでいるのは…ロード・オブ・クロウ サンバヴァ。彼だけではなく、ロード・オブ・クロウの4人が全員登場で彼ら2人を蹂躙したようだ。
そして……
「さらばだ。人間。」
「ぐわっ???????????」
「黒澤先祖!!!!!!!!」
サンバヴァは剣を用いずに彼の心臓を殴った。そして黒澤先祖をゴミのように捨てる。
「黒…澤……」
「ほう、土手っ腹に穴開いてるのにまだ喋るか……」
「貴様らどけぇぇぇぇぇ!!!!!」
「「「「!!」」」」
俺は過去一のスピードで接近し、そのままキースラッシャーをフルスイングして斬撃を放つ。
その威力はマルドゥクの比ではない。真っ二つも山はさらに横から斬られ粉々になり、スイングの衝撃波でロード・オブ・クロウ全員をマルドゥクの側??つまり裏側に弾き飛ばす竜巻を引き起こした。
彼らが離れたのを確認して、砂嵐が舞う間にすぐに黒澤先祖と小原先祖の元に向かう。
「しっかりしろ小原、黒澤!」
「はぁ…はぁ…俺より…黒澤…を………」
小原先祖の指示通り、複眼に搭載されたカメラでメディカルチェックをする???心拍数が0になってしまっていた。
「心臓が止まってる…でも呼吸は止まってない。」
おそらく心臓が局所的な衝撃を受けたために、心臓が先に止まってしまったのか…珍しいケースだが、これならなんとか戻るか。
俺はラースフォームの力を微々に解放して、核エネルギー由来の電気ショックで黒澤先祖の心臓を再び動き出させた。だがあくまで心臓を動かしただけで、心臓の損傷は計り知れない。
だが俺は見えない傷に対して治癒することは不可能だ……
すると《《彼女》》がやって来る。
「才くん!」
「千陽…!2人が大変だ。特に黒澤、コイツの心臓が傷ついてる。でも俺は内臓の傷は治癒できない。お前はできるよな?」
「うん…!やるよ!」
彼女が黒澤先祖の心臓に手を当てて治癒していると、砂嵐が止み、マルドゥクとロード・オブ・クロウ4人の姿が露わになる
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