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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
83話 バラバラのLOVE
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を見た時には、完全に光を失っていた。

 
「才くん……こんな仕打ち……ひどい……あんまりなんじゃない?」
「許してくれ…未だお前を底から信じられない俺を。」
「ううん、許さないよ?私は才くんのことは死んでも許さない。」
「あぁ……」


想いを裏切られたのだ。許さなくて当然……なのかもしれない。しかし俺の彼女の感情への理解度はあまりに薄すぎるだろう。感情のみではない、彼女に対する全てが???第三者の目線で見てしまっているのかもしれない。

だが、突き放された彼女だが、めげない???まだめげなかった。


「わかった。もういい……今の私には無理なんだね。」
「?????」
「でも……」
「?」
「もし私がいつか……時を超えて生まれ変わったら????その時は、私を愛してくれる?」
「???!」


俺は何を言えばいいんだ???そう迷ったのは一瞬だった。


「わかった。約束する。」


彼女の笑顔を少し取り戻せた………しかし俺には言った自覚がなかった。


そう、運命の歯車は……止まらなかった。








ドカァァァァン!!!!!





突如として爆音が鳴り響く。


爆心地はおそらく狙われている最後の神社。千陽も我に帰ったのか、俺にアイコンタクトを送ってきた。


「どうやら……最終決戦のようだな。」
「才くん???」




「ハイパー大変身。」



【ハイパームテキエグゼーイド!!】



星屑を全身に纏い、絶対防御の黄金の鎧が形成される。


星の輝きは闇に包まれた地上を照らし、夜を颯爽と駆ける。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



現場まで辿り着くのはほんの一瞬だった。3秒もかかっていないほどだ。しかしその間にも神社に生い茂る木は炎に包まれる。

辿り着いた先で最初に見つけたのは、なんとナムロド…もとい仮面ライダーマルドゥクが1人。邪神自らが記念すべき最後の神器回収の任務を、単騎で打って出たわけだ。

神社に燃え広がる炎を消火する一般人がいる以上、マルドゥクをそのまま行かせるわけにはいかない。


「そこまでだ、マルドゥク!」
「貴様ァ……」
「これ以上…お前の殺戮を見るのはうんざりだ。」
「それは此方の台詞です。あなたが存在していることに私はうんざりしています……クウガに切り離された私の知能 アーク???その真の力は、主人の元へ帰属することで発揮する!」
「!!」


マルドゥクはバグルドライバーXに収納されていたトゲトゲのアークの本体……悪意の塊を自分に注入する。するとゴツい邪金のガントレットが両腕に形成され、その右手の甲に血に染まった宝石が埋め込まれる
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