第四十章
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そしてこうも言うのだった。
「そう。何があってもね」
「何があってもなの」
「絆はね。永遠で絶対よ」
また娘に話すのだった。二人がガーゴイルを倒したその時には広間での戦いは終わっていた。そして三人の闘いも今クライマックスを迎えようとしていた。
「おのれっ、子供の分際で」
レイが忌々しげに正夫の変身したキバに対して告げていた。
「てこずらせてくれる。楽には死にたくないのか」
「楽に死にたいとは思っているけれどね」
レイの右の拳を自分の右の手で横に払いながら答える正夫だった。
「けれどね。こっちにも意地があるから」
「意地だと!?」
「そうだよ。少なくとも貴方達には負けないってね」
今度はこう言うのだった。
「そのつもりだから」
「そのつもり!?」
「そうだよ。ネオファンガイアでもレジェンドルガでも」
また攻撃が来るがそれもまた退けるのだった。今度は左の拳が来たがそれもまた払った。やはり左の手でそれを行ってみせたのだった。
「スサノオだっけ?それの相手にはならないよ」
「言うな。子供が」
「子供だからってね」
ここで間合いを一旦離してきた。
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