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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
82話 復讐のLilith
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かなり真面目なのに対して、虎太郎は飄々としたクールな男。

逆に身体が勝手に動くのは竜介以外には魁が当てはまる。ただ魁は闇雲に気合のみの竜助とは違い、適切な目的を持っての自然に体を任せている形である????このように、Aqours☆HEROESはかなり多様な人材に恵まれている……この中で1番バランスが良いのは魁だ。

だがそんな魁ですら、才は別次元にいると言わしめる。彼の自然に身を任せると同時に頭脳戦を繰り広げられる…………頭で思いついた有用だが無謀な作戦を、意図も簡単にこなしてしまう才能。もはや次元という言葉で片付けて良いものか、神の領域と言っても過言ではないだろう。

だからこそ鍛錬する必要がある。


【最高発光!】


日の剣が太陽の如く輝きを月下にしろしめす。しかしクウガはそれを読んで、アルティメットの物質操作によって反射壁を形成し、放たれた熱と光はそのままクローズへと跳ね返る。だが跳ね返った光線はクローズが月の剣によって闇の空間へと至る????

クウガはそれを待っていた。

跳ね返った光線はただの引き付けに過ぎず、そのガラ空きの背後に回られ、クローズは背中に電撃の一太刀をもらう。その際手に持っていた闇黒剣月影を落としてしまう。その月の剣を使用しないほどアルティメットクウガは甘くない。


「その剣を使うって言い出したのはこのためかよ……」
「まぁね。日月の剣を両方使えるのはあんただけ……けど片方なら俺も使えるからな。」


【月影居合!読後一閃!】


月の剣が放った闇の斬撃とライジングタイタンソードの雷の斬撃がクローズを襲う。クローズは日の剣を地面に刺して使用をやめ、マグマナックルを手に持つ。そしてドラゴンフルボトルをセットする。


【ボルケニックナックル! アチャー!】


極熱のパンチと闇雷の斬撃が火花を散らす……そしてその攻撃は相殺される。煙幕がたったところをクローズはマグマナックルを手にして、襲い来る。不意を突かれたクウガは左手に持っていたタイタンソードを振り翳すと、マグマパンチの圧倒的熱量に破壊されてしまう。

テレポートで距離をおいたアルティメットクウガ………しかし流れは思いもよらぬ方向へと向かう。


そう、闇黒剣と光剛剣が共鳴する。


「ぐっ!」
「これは……」


クローズの背後にあった日の剣は正面のクローズを斬って、月の剣を手にしているクウガの手に渡ってしまう。クウガは一瞬理解できなかったが、深く考えるのはやめてそれを使って戦いを終わらせようと動く。


「日月の剣……そしてこれが、超古代の力だ。」


日月の剣にクウガの究極のパワーオーラが流れ込む。そして二刀はクウガを持ち主と認め、その真の力を発揮する!



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