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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
81話 偉大なるSUN
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を足止めしてくれている……ま、さして気にしていないが、これで奴の追撃ができる。

俺はすぐさま未来視し、マルドゥクが大きなしぶきを上げて立ち上がるのを見る。


「させるかよ…!」


右手にエネルギーを集約して……手のひらの上にハンドボールほどの太陽が出現する。そして無限ジャンプで空高く飛び上がり、海を見下ろす形となる。

そしてそのミニ太陽をマルドゥクのいる地点へと放り出す????すると次の瞬間、水蒸気爆発とともに砂浜が瞬く間に拡大して……


水平線が地平線と化す。


「ぐはっ…!」
「??????-」
「ふん……」


俺の複眼を通して示されていたマルドゥクの残り半分となった残存体力……しかしそれは一瞬にして、全回復する。

クウガもそれを感じ取ったのか、驚きを隠せないようだ。


「体力が全快した…!?」
「フフ…!これが我が帝王の力???不死にして限界なき精神である!!」
「そして相手が強ければそれに適応する…これが神の力。」
「なるほど……」


俺は地上に降りると、マルドゥクはデウスラッシャーを振り下ろす???も、俺は残像を見せながらそれを躱し、再び太陽の拳を顔部にぶつけ、さらに左からも殴る。

だが当然のようにマルドゥクの体力は全快する。


「なかなかいい攻撃ですが……お前の攻撃など通用しない!!」
「どうかな……?」


再び神速でマルドゥクの間合いまで入り、先ほどよりエネルギーが増した拳をマルドゥクに反応をさせる隙もなく打ち込みまくる。神速で放たれる太陽の拳は面白いほどマルドゥクの高体力を削ってゆく。

俺の体から放たれる恒星の如く輝きはさらに増してゆく。

そして顕現させた太陽を拳に纏い、超高圧かつ高熱の拳を渾身の一撃としてマルドゥクにぶつけ、その体をゴツゴツした海岸の岩にぶつける。


「回復が追いつかん……!」
「才くんすごい…!」
「流石全能者か……」
「戦士風情が……神に逆らうな!」
「!」


≪ポーズ!≫



マルドゥクが押したバグルドライバーのBボタンにより、静粛な審判の場へと変貌する?????ただ1人を除いて。


「私の絶対なる刻の前に全ての人は平伏すのだ……!」
「????そうでもないみたいだぜ?」


静粛なる時間は一瞬にして破壊される。

「何…時間をも超越していると言うのか??!!」
「さぁな?俺にも想定外だったぜ。まさかお前が時間操作能力を持っていて、あろうことか俺がその《《影響を受け付けない》》なんてな。」
「バカな…」
「終わりにしようぜ……この一撃で。」


拳を握り、太陽のエネルギーを纏わせる……そして必殺ボタンを押そうとする????が。



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