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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
81話 偉大なるSUN
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「被造物が創造主に贄を捧げ、平伏し崇め奉るのは当然????被造物ごときが生きることを要求するなどおこがましい。」



激しい怒りが湧く。

嫌悪感………コイツの言葉を聞くたびに吐きそうになった。

自由は……みんなにとってかけがえのないもの。皆が自由でいられる世界???全否定する存在が……コイツだ。


「だったら……お前を???」
「……?」
「お前を……倒す!!」


俺の体は星屑のように消え、瞬間移動でマルドゥクの背後へと回る。そして思いっきり、フルモーションでその邪金の装甲に一刀を振るう。

装甲から火花が散るが、破ってはいない。故に第二撃を加えようとするが?????流石に読み切ったか、手に持っていたソニックアローでキースラッシャーを受け止める。


「ほう…!まさかこの装甲にダメージを与えるとは???」
「俺の攻撃はお前の装甲を持ってしても防げはしない…!お前を倒して???世界を救う!!」
「なるほど……私の装甲の耐久制限を凌駕する力だけでなく、想いの力が私に一閃を加えたか????で!す!が!」


≪ガッチャーン!≫


不意を突かれ、バグルドライバーXのビームガンを至近距離から撃たれる。ダメージはもちろん無効化………しかしノックバックを受けてしまう。


「ぐっ…」
「ダメージがありませんか…」
「何!?」
「ありえん???攻撃を受け付けないライダーなど聞いたことがない。」


俺という存在が認められないロード・オブ・クロウの2人。凝り固まった価値観……それは滅びを招く。俺は滅亡をよしとはしないが???自由を侵す敵ならば……


「俺は《《負けない》》。人間が諦めない限り……どんなに弱い人間でも、いつか必ず救われる。みんなが自由で、侵されることのない調和した世界????その救済を実行するのがこの俺だ!!」
「救済……そんなものは無意味だ。」
「何…?」
「弱者は自分の非力さが理解できていない……だから私が人々を争わせ、弱者を排除し、強き者のみを生かす。彼らは自分の強さの限度をよく理解しその非力さを呪うがために、かえって文明も人類もめざましい発展を遂げる????そして絶対的存在に命を取られぬよう忠誠を誓い、生贄を差し出す……実に効率的な世界でしょう?」
「何言ってんだ……出まかせを言うな!!お前はただ生贄が欲しいだけだろう!?」


言葉の意味は理解できている……しかし理解できない。一定の理解ができない。これっぽっちも理解ができない。


「やはりあなたには私の崇高な考えが理解できませんか……しかし、理解できないのはあなただけです。」
「何を……」
「私が????この力をもって、世界を……人を作り変える!!」
「!!」

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