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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
80話 GODの所以
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?邪なる神。
「諸君!???ごきげんよう。」
「誰だお前?」
俺が尋ねた問いに答える男……金色の枠にかたどられたローブを着た、肌と髪共に茶褐色の人物が不気味な笑顔と共に話す。
「我が名はナムロド……この宇宙の支配者となった男だ!」
「まさか…この戦場に現れるなんて思いもしなかったな……」
40代目クウガが驚くその人物……いや、神。その反応からして、コイツがライダーたちの前に現れること自体があり得ないのだろう。
神のオーラというのが、人間のようでありながら伝わる……異形の存在だ。
彼は見たこともない金色のバグヴァイザーを取り出し、アークゼロをデータ状にしてそのバグヴァイザーに収納してしまう。
「アークゼロが……只者じゃないな。」
「天帝陛下!あのような者どものためにわざわざお姿を現さずとも……!」
「サンバヴァ、黙っていなさい。」
「はっ!」
「大烏の一角を圧倒し弄ぶほどの戦士……私が放っておくわけにもいかないでしょう?」
≪オムニツリー!≫
「金色のガシャット……?」
バグヴァイザーをベルトとして装着……黄金のバグルドライバーのAボタンを押す。すると邪金のガシャットが宙に浮き、巨大な樹木を投影する。
「偉大なる力に???跪きなさい。」
金色のオーラを伴ったガシャットがバグルドライバーに挿さる。
「変身。」
≪バグルアップ!≫
≪OPEN THE BIBLE!≫
≪THE ONLY GREATEST GOD!≫
≪KAMENRIDER MARDUK!!≫
≪ The LEGEND has just begun……!≫
エグゼイドに酷似した様子でありながらも、頭部の5本のアンテナはまるで王冠。黒いスーツをベースに金メッキがかたどられた戦士…いや、神。
「仮面ライダーマルドゥク……これが私の名です。」
「マルドゥク……!」
「さて……始めましょうか?」
「!」
俺はキースラッシャーを構える。
さすが神を名乗るだけある……今まで大烏たちに向いていた注意も今や殆どがマルドゥクへと向いている。本来なら背後を取られて攻撃されてもおかしくないくらい。しかしそれをさせてくれなさそうな威圧感がすでに空間に孕んでしまっている。
薄っぺらい実体???同時にプライドの高さが窺い知れる。
この威圧感を可能にしているのは、やはりパワーの大きさとしか言いようがない。
≪ソニックアロー!≫
マルドゥクは召喚したソニックアローに邪気を溜め、その弓を引っ張る。
「では????手始めに戦闘に邪魔な人間を消してしまいましょう。」
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