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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
79話 邪なるMarduk(太陽)
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ますか千陽様!!千陽様の神託がなければ我々は……いや、内浦は無に還っていたでしょう。それに……」
「それに……?」
俺は黒澤石英に尋ねると、普段は重いであろう口を開く。
「千陽様は神託を伝える以外にもっと素晴らしい力がある???人々を癒し、悪意に塗れた人間も、善意に変え……世界を平安へと導く『舞踊』を踊りなさる。」
「舞踊か……」
「今夜避難した村民に披露される???お主も見るといい。」
「是非、そうさせてもらおう。」
「おい、千陽様を村民達の避難場所に御運びせよ。」
「「「はい!」」」
廃屋の外に隠れていたのか、女性の声が複数聞こえたのちにその扉がスッと開けられる。
入ってきたのは????それぞれ果南、曜、善子に似た…おそらく先祖。
「千陽様を村にお運びしろ。」
「はーい!」
「千陽ちゃん行こ行こ〜」
「うん!」
渡辺先祖は千陽に寄り添い、そのまま3人と共にこの廃屋から去る。
「全くあやつらは…千陽様の貴重さがわかっておるのか???」
「仕方ない黒澤。俺たちとて千陽様と戯れていたんだ。そうそう対応を変えるのも酷だろう。」
「????????」
違和感……といってしまえば楽だが、やはり千歌のご先祖様に尊敬を表すのは何か間違っている気がする。しかしこれが巫女の宿命であろうか……
?????現代?????
場所は富士樹海。白木覗は定期的に行うパトロールに………しかし。
「なっ……!」
今まで守ってきた石板???自分がナムロドを封印した場所は無惨な姿へと変貌していた。
石板は砕かれ、中の玄室にある石棺は開けられていた????封印は解かれたのだ。
「一体誰が……」
「ナムロド様を完全に封印なんてできないわよ。」
「!?!?」
冷たくも恍惚とした声が覗にかけられる。無論、その声に瞬時に体が反応する。現れたのはシニヨンを左側にした群青の長髪を持つ少女である。
「貴様……《《リリス》》だな?」
「その名前で呼んでくれるとはね…昔はセイレーンとか、クババなんて呼ばれたりしたんだけど???私の名前は歩実。ナムロド様にお仕えする秘書であり、この身を捧げた奴隷……そして、《《あのお方をこの身》》で孕ませていただいた……世界で一番幸せな女です?」
「あ……?」
「そんな崇高なお方を封印するなんて…人間の考えることは本当に卑しい!」
「キモい言葉を連発するお前には言われたくないな。」
リリス……かつてイヴの前に作られた最初の女性。のちに神の怒りに触れ、悪魔へと変貌したとされる????
「大烏の連中がそう呼んでいた???ナムロドを復活させたのは貴様だな……?」
「ピンポーン
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