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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
78話 想いよ1つのLightningとなれ
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は雷神の力???この辺り一体が特殊磁場になっているからだ!!」
『こんな筈は……!!』
「まだまだ行くぞ……!」


俺はより大きな舞台を欲して、アークゼロの体を駿河湾上空へと雷鳴の衝撃波をもって吹き飛ばす。上空に浮かんだところを、その場に瞬間移動してそのまま蹴り下げる。

チャージする?????自分の体に回っている雷神のパワーを手に込め、自分の背丈と同じ長さはあろう雷霆を生成する。


「ハァァァァッ!!!」


その雷霆を投げつける。




ダコダコガダギラガッッターン!!!!





物凄い音。まさしく神の雷と言って差し支えない究極の雷霆????かつて、ソドムとゴモラを滅ぼした天の火。ギリシャ神話のゼウスの雷霆……いやそれ以上の威力かもしれない。

一瞬天地が逆転し全ての人の目を潰した光は、もはや《《自然すら超越したもの》》なのかもしれない。

雷霆が落ちた海面には無数の渦ができ、駿河湾のど真ん中に水が蒸発したがためのちっぽけな足場としての島が完成する。そこにアークゼロは膝をついている。もう身体中から火花を散らしている。


『バカな……ワタシは????』
「一気にケリをつける????そういえばお前は肉体を破壊しても再生するんだったな……だが、俺の前には無意味だ!」


≪キメワザ!≫


先ほどと同等????いやそれ以上の雷エネルギーを右足に込める。想いをエネルギーに換える……このラースフォームとは想いが具現化したパワーの1つなのかもしれない。想いによって為される、決して俺のアップデートだけではなし得ないナニカ。

今の俺にはソレが必要だ。


そして稜にも手に入れて欲しかったモノだ。



「砕けろアーク!!」



≪HYPER CRITICAL SPARKING!!!≫



響く雷鳴の蹴撃。


俺の黄金の右足は豪雷を伴ってアークゼロの胸部装甲を捉え、貫かんとする。


アークゼロは依代となっている漆黒のロボット個体を捨てようとする……が、一向にそれができない。


『依代が捨てられないだと……!』
「今更気づいたか…!この神の雷はその身に帯電する……依代を変えて無限に蘇るお前も、これじゃあ依代を変えることはできないだろ???!!」
『バカな???こんな結論ハ有り得なイ……!!!』
「ぶっ飛べ…!黄泉の国まで!!」
『ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』


断末魔を挙げながら、空の彼方????まさしく黄泉かもしれぬ場所へとアークゼロは消えていった。


「勝ったぞ……稜。」


気づいたら友の名を呟いていた……しかし、アークゼロを捕らえることで会えぬ友に会えるかもしれない。

その一縷の
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