暁～小説投稿ｻｲﾄ～:人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった 76話　Break the Seal 我の中に眠るモノ

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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった

76話　Break the Seal 我の中に眠るモノ
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の動きをアルティメットクウガが止める。その背後を漆黒の剣で斬ろうとしたファルシオンをクローズが腰を掴み、放り投げる。

その隙にレイダー集団へとダークキバは走っていく。

「はぁっ！！」

巨大な緑の紋章を召喚し、すぐさま結界の役割を果たさせる。直撃したバトルレイダーたちは一瞬にして電流のようなものを流し込まれ、それに続く者を戦慄させる。

そして紋章をさらに奥へと押し進め、レイダーたちを撤退させる。

「へぇ…やるじゃねえか。数百人をまとめて相手するより、戦線離脱させた方が効率がいい。」
「よそ見するなァ！！」

≪ガシャコンマグナム！≫

スナイプは召喚したそれで、跳躍からのサウザンドジャッカーの振り下ろしを避け、カウンターとして銃弾を3発HITさせる。

「よそ見してねぇよバーカ。そこに気づかないとは……あの連戦してた頃に比べて、余裕もなくなったもんだな。」
「黙れェ！！」

≪JACKING BREAK！≫

ノブナガ魂のジャッカー6本複製に、3本づつ炎柱と冷凍ビームを放つ。

だがそれを見越していたのか、隠し持っていたエナジーアイテムを使用する。

≪反射！≫

サウザーの体は一瞬にして凍りつき、同時に炎で氷ごと燃やされダメージを受ける。

このドライアタックとも言える一撃だが、大してダメージのないように見えるもそうではない。ボディスーツの体温調節機能の故障を促す可能性があり、思うように力を動かせない……つまりは火傷か凍傷を負うかもしれないのだ。

「何故だ……スペックは私の方が高いはず！！」
「わかってないなぁ……カタログスペックなんて所詮はカタログに過ぎねぇんだよ。狂気の沙汰……それがオレのコアだ。」
「認められない……私の力の鱗片をもって君を倒す！！」
「オレもそのつもりだ。」

～～～～～～～～

≪ビートクローザー！≫

≪ヒッパレー！　ヒッパレー！≫

≪ミリオンヒット！≫

波状の衝撃波がセイヴァーに連続ヒットする。その隙をソニックアローの刃で狙うタイラントも、アルティメットクウガの手の甲から放った衝撃波に吹き飛ばされる。

「虎太郎、コイツら……」
「あぁ。恐らくは回復能力を持ってるな。特にそのセイヴァーってやつは、ベルトを破壊しないと何度でも蘇る。」
「よし、ベルトを狙えばいいんだな！？」
「全く、話をさらっと聞き流すなよ。」

話も聞かず、突っ込むクローズは黒いソニックアローでの攻撃をモロに喰らってしまい、石板側へと吹き飛ばされてしまう。

「ぐっ……！」
「チッ……はっ。」

セイヴァーの体がアルティメットクウガが手をかざしたことで、消滅し始める…

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