トモダチ100人できてきてるよね?
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ました」
申し訳ないと思いながらも出来た看板をアイリーンさんに報告。
まだ乾いてないため、屋上にて乾燥中。
聞きつけたプリ・ピーの皆さんも練習の手を休めて看板確認に屋上へ上がってきてくれた。
申し訳なさの増産中。
屋上とはいえ外だったので、皆さんもちゃんと上着を羽織って登場。
ピノさんも大きいのは一目で判るけど、可愛い真っ赤なパーカーで防御完璧。
やっぱり挟んでフュージョンは無さそうだ……訊いた方が良いかなフュージョンって何か?
「あらコレ良いじゃん?」
「そうねぇ。私もこのこの音符の看板が良いと思うわぁ」
ピノさんが最初に作った看板の前に立ち止まって腰を下ろすと気に入ってくれた……ヴァネッサさんも優しく褒めてくれる。
「私は……こっちの楽器が描かれてる奴の方が可愛くて好き……だな」
「分かるわアーノ。私もこのピアノとかが可愛くて好きだわ」
「うん。多分一般の者からしたらMGもMBも違いが分からないから、こんな感じで良いんだろうね」
2つめに作った看板にアーノさんとエミヘンさんとアイリーンさんが賛成してくれた。
アイリーンさんは僕がMGとMBの違いに分かってない事にも肯定的に受け入れてくれてる。
優しい。
「キャロは如何思う?」
「う〜ん……私は……この文字だけの方が良いなぁ」
で、ですよねぇ〜……どっちもセンス無いですもんね〜〜!!
「えぇ……文字だけは味気なくない? 悪くは……無いけど……さぁ……」
僕もアイリーンさんに大賛成です!
だって悪く無く無いですもん!
「いやぁ……音符のも楽器のも可愛いわよ。私だってそんなにセンスが悪いわけじゃ無いから、ちゃんと可愛いと思うけどもぉ……」
「じゃぁ何が気に入らないの?」
「この2つはさぁ……何か……子供の音楽教室っぽいのよねぇ」
「『子供の音楽教室』!?」
うっ! 可愛くしたかったんだけど、子供っぽいかぁ……
「私さぁ、プリ・ピーをちゃんとした音楽活動として行いたいのよ。仲の良い女友達だけで集まってキャピキャピ……っ的なじゃ無くって」
「わ、私だってそうよ!」
「うん。だからさぁ、そうなると絵とか要らないなと思ったの。文字だけで伝えたい事を伝えれば良いなって。そう思ったからパッと見でも文字だけの看板が凄く良いと思ったわ」
「なるほど……確かに」
屋上の床に並べて乾燥してある出来たての看板を3つ見下ろしながら、プリ・ピーの皆さんが考え込んでいる。
あぁ……僕は余計な事しかしていない!
「まぁ……最後は社長に選んで
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ