トモダチ100人できるもんかな?
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すけど、アンコールで歌った6曲目も素晴らしかったと思います、僕は!」
「何? もう一曲あんのか! 何歌ったんだよ!? またアニソンか!?」
「アンコールされるどうか分からなかったから、今回のデビューCCには入れてなかったんだけど、一応練習用として1曲だけCCにパッケージングしてるのがあるよ。僕持ってるから聞いてみたい?」
マリーちゃんが興味を示したのでリュカ様が懐からラベルの無いCCを取り出した。
「あんの!? 聴かせてよ!」
どうやら昨晩のコンサートも色々と準備はしてあったらしくアンコールも予定のうちだった様子だ。
「じゃぁ聴きましょうか。さっきまでのもそうだけど、これらの曲はコンサート前に事前に録音してあるやつだから、ステージ上での臨場感とは違うけど、流石はプリ・ピーだけあって良い出来だぞ!」
リュカ様は自信満々にアンコール分のCCをMPに付け替えると、元のCCを僕に返してくれた。
うん。これは僕の宝物だからね!
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そして奏でられる名曲。
昨晩にコンサートで聴いたときも感動したけど、MPで聴くこの曲も素晴らしい!
あのCC……欲しいぞ!
「『サウダージ』じゃん! こ、こんな良い曲……ずるい! そ、それに悔しいけど上手い!!」
「『サウダージ』? それが曲名ですか?」
聞き慣れない言葉に思わず確認してしまったが、曲名以外には考えられないだろう。リュカ様は頷いて曲名である事を教えてくれる。
「確か“郷愁、憧憬、思慕、切なさ、愛”そんな意味合いがあるポルトガル語だったかな?」
「“ポルトガル語”?」
一つの言葉の意味が解ったら、また別の言葉の意味が解らない。まぁ僕の知らない言語っぽいかな?
「あ、あのリュカ様! この『サウダージ』のCCは何時販売されるんですか!? 僕すっごく欲しいんですけど!」
「何かプリ・ピーの大ファンになったみたいだな(笑) う〜ん……取りあえず現在はメンバーもこれ以外の曲を練習中だからね。また5〜6曲纏まったら発表するつもりだし、そのときになるんじゃ無いかなぁ?」
「そっかぁ〜……待つしか無いですよね」
残念で仕方ない!
ルディーSIDE END
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