トモダチ100人できるかな?
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
入した人たちは無条件でMPを入手出来てプレゼントされた魔道結晶から音楽を聴く事が出来るけど、普通のチケットの人は魔道結晶だけを貰っても意味が無い。
コンサートを聴いて感銘を受けなかった人は魔道結晶を別に利用すればいい……例えば魔道結晶は綺麗な水晶だから、加工してネックレスにするとか。
でもほぼ全員がコンサートに感銘を受けていたので、終わるや否や皆がPONY公社の販売店に駆け込んでいた。
さて……
そんなプリ・ピーの素晴らしいコンサートが開催されたのは昨晩。
今日は月曜日なので、学校が終わってからリュカ様にチケットのお礼を友達の分と合わせて言いに言った。
そうしたらリュカ様は『お礼したいんだったら行動で示して』と言い、城内各所に張ったプリ・ピーコンサートの告知ポスターを剥がすのを手伝う様に言われた。
当然だがそのくらいの事であればお安いご用なので、僕は直ぐに城内を探し回る。
大体の張ってある場所と張った枚数は聞いていたので、それを全部回収。
回収したポスターはグランバニア城3階の、王家プライベートエリアにある娯楽室に持ってくる様に言われた為、今まさに向かっている所である。
因みに王家のプライベートエリアへの入城という事もあり、リュカ様から許可証を発行して貰った。
しかもこの許可証は有効期限が無く、ほぼ永遠に使用出来る。
連日プライベートエリアに行ってれば、警備の兵士さんに顔を覚えられて顔パスにもなるらしい。
全部お祖父様とリュカ様が知り合いだから受けられる恩恵だ。
僕的には感謝しかない。
でもデボラ伯母さまはリュカ様を嫌っている……何でだろう、不思議だな?
そんなこんなで僕は数百枚の剥がしたポスターを抱えて、グランバニア城3階の王家プライベートエリア内にある娯楽室へと辿り着く。
聞いた話では、ほぼ音楽室として使われているらしく、防音対策が万全だとか……
でも一応ノックはして大きな声で「失礼します」と言って中に入る。
しかし目の前にはもう一枚の扉が……
これが防音対策なのだろう。
もう一度気を取り直して、ノックと挨拶。
そして扉を少し開ける。
そこには……
ルディーSIDE END
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ