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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
75話 隠されたORIGIN of IDOL
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な石板。そう一見して感じたが、そればかりではなかった。描かれていたのは、まさにナムロドが封印されるまでを絵図に書き記したもの。そう見受けられる。

地獄絵図の中に描かれる古代のライダー達????クウガ、ダークキバ、さらに黒澤家の伝説の戦士ソーサラー。

そして中央に描かれるは光の巫女たる少女????神聖ながらも見覚えのある面持ちで、その海水の雫のような清明心を持った。


その上には流星の如し明星がその地獄とその救済を照らしていた。



?????その1つ1つが意味をなしているのは言うまでもない。



「この石板に描かれた事……起こったことを記しているのは間違いないが、それについてはオレも語り得ない。何せ500年も前の話だ………」
「なぁ、この巫女のような女は誰だ?俺にはどうも違和感がある。一体何者なんだ?」

魁の指摘を受けて少し息を吐き、覗は答え始める。

「??????この石板には神代文字の羅列があるらしい。その記述によると、彼女の名前は『高神千陽(たかみ ちはる)』というらしい。」
「た、高神(たかみ)?」
「確かお前たちが護るスクールアイドルはAqoursと言ったか?」
「あ、あぁ。」
「まさか????その高神千陽の子孫……というのが《《よりにもよって》》スクールアイドル Aqoursのリーダーである高海千歌とは夢には思わなかったよ。」
「「!?!?!?!?」」
「そんな……何かの冗談だろ?千歌や……美渡や志満がその巫女の子孫だってのか!?」
「そういうことになるな。ただ正確には、何代も先の叔母にあたる方だろうがな。」


衝撃である????しかし、それでいて虎太郎は『よりにもよって』という言葉にまたも違和感を覚える。


「よりにもよって『スクールアイドル』……?千歌の先祖の方がスクールアイドルと何の関係があるんですか?????まさか……」
「流石虎太郎、察しがつくか??????まぁいい。10年前からスクールアイドルがなぜこんなにも広まったのか……なぜそんな部活程度に反対派が存在するか……それは、『人々の祈りの力を開花させると同時に、巫女の存在をあぶり出し、ナムロドを完全に消滅させるという《《奇跡》》を起こすためだ。』」
「奇跡を……?」


虎太郎は信じられなかった。今、この瞬間。千歌が口にする奇跡とは……Aqoursの目指す輝きとは観念的なものと思っていた。だが、そうではなかった。そうわかったのだ。


「高神千陽?????この巫女こそ《《スクールアイドルの元型》》というわけさ。」
「ちょ、ちょっと待て!!もっとわかりやすく説明してくれ!!いきなり巫女とか子孫とか言われてもわかんねぇよ!!」
「入ってくんな話に。後で俺が説明してやる。」


虎太郎
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