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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
74話 Fool Emotion
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「全リトルデーモンの皆さん!!この私に力を!!!漆黒郷の力をこの手に!!!」


抽選箱をゴソゴソと漁り、当たりを引き当てようとする堕天使ヨハネ。セブン◯レブンの一番くじだ。実はこれ仮面ライダーの商品も結構来てたりする?????実は今もそうなんだけどね。

そして全リトルデーモンの力を結集して引き当てたのは…………!?


「D賞でーす。」
「堕天のD……………」


ガクンと膝から崩れ落ちる。ちなみにD賞は仮面ライダーダークキバのミニストラップだ。


「まっ、普通はD賞だろ。そうそう優良なのは出ねぇよ??????俺以外はな。」
「A賞でーす。」
「なっ!!」


善子の次に引いた俺が引き当てたのはA賞。賞品はムテキゲーマーの6分の1サイズのフィギュア。


「善子ちゃんまた無駄遣いしたずら。」
「あはは?????」

失笑が湧き起こった後に俺と1年生3人が、なおもあの部分を練習しているようちかに視線が向かう。


「2人、まだ練習してるんだね!!」
「がんばるずら〜!」
「??????????」


俺は無言のままコンビニの外で練習している2人の元へ向かい、コンビニの換気扇の上に不良みたく座り込む。

再び同じところでぶつかる。


「あぁっ、ごめん。」
「ううん。私がいけないの。どうしても梨子ちゃんと練習してた時の歩幅で覚えちゃって…………」


『梨子』の名前が出た途端に曜の表情が目に見えて曇った。これは劣等感に似た感情を抱いているのかもしれない。たしかに梨子のAqoursでの役割は非常に大きなものがある。作詞作曲故の繋がりもあり、二大巨頭であるよう………しかしそれは大きな間違い。

曜は二番煎じではない。影の立役者でもない。彼女もまた千歌の隣に立っている?????が、梨子が目立っている。両隣に人がいれば人は一方にしか集中できなくなる。

仕方ないか??????-いやそんなことはない。


「千歌ちゃん、もう一度梨子ちゃんとやってみたいにやってみて?」
「え……でも。」
「いいから!いくよ!!」
「ワン!ツー!スリー!????」


俺の心の中でもカウントされる。手に汗握ると言った感じか。


「ファイブ!シックス!セブン!エイト!」
「「「「?????????」」」」
「ワン!ツー!スリー!フォー!」


2人は左右対称となり、やがて肩が合わさるところまで来る。2人は確信するように目を瞑り、自身の体幹を整える??????????成功だ。


「おぉ!天界的合致!!」
「?????お前らいたのか……てかうるせぇわ。」


1日の練習が、もう一生分その振り付けを練習したかのように体感できる。少しばかりの
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