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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
73話 無茶振りPeople
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フッ、甘いぞ。」
「なっ……」


エネルギーの溜まった拳を再びその紋章へと翳し、黄金色に色を変えることで紋章の支配権を自らとして、それをダークキバへと返却する。

逆に紋章に捕らえられたダークキバ。その隙にオーマジオウはベルトの両方の装飾を同時に押し込む。


≪終焉の刻!!≫


荘厳な待機音の中、オーマジオウはドライバーの左側の装飾を9回押し込む。


≪キバの刻!ウェイクアップ!!≫


ザンバットバットの口をパワーチャージのように一往復させ、刀身を赤へと変化させる。王の剣を大きく振るって、紋章に捕らわれたダークキバへと放つ。

紋章がステンドグラスのように砕け散り、ダークキバの変身が解除される。


「ぐっ………」
「なかなか強いではないか。口ほどにはあったようだな。だが……私には遠く及ばんがな。」
「いや……まだだ!!まだ終わってない!!」
「フハハハハ……!いいだろう!無意味だが???お前がやると言うのなら、私は付き合ってやろう!!」
「はあああああ!!!!!」




無謀はやがて最強を作り出す…………!



???????※???????




「さて、今日から新しい武器でも作るか……」


大きな独り言を言う。

今、俺のムテキゲーマーは進化としての《《1つの大きな山》》を迎えようとしているだろう。それに伴い、それに見合った武器とはいかずとも、何か強力な武器を作りたい。

目標を言うなれば、皆で共有できる武器でありながら、何か強力な特殊能力を持ち、なおかつ自律戦闘を可能とする武器……いや、剣か。


「!!????閃いた。」


太陽を思わせる光を放ち、あらゆるものの正邪を切り分ける光剛たる剣。それに加えて、光を飲み込む漆黒を纏い、生きとし生けるものの命を正義を持って封ずる月闇広がる剣。

その剣の二刀流。一方がもう一方を引き寄せ、両方の剣が合わさることで世界を自由に統べることを可能にする。



思いついたのならば、早速取り掛かろう。


そして完成したならば????初めに誰に使わせようか?






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