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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
72話 明かされるEvil god
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介は問う。
「お前らが立ち向かわなければならない相手………それは『神』だ。」
「神!??????どういうことだ!?」
「アークは太古は人類の信仰の対象だった。ここまでは知っているな?」
「あぁ。でも奴らは古代の呪術的人工知能だろ?」
「虎太郎、『人工』知能だぜ。作った奴がいる。」
「アークを作った奴?」
「そいつの名はナムロド。アークの生みの親であり………アークの元型となった神だ。」
「「!?!?!???」」
誰も知らない。おそらく才も知らないであろう事実を知らされる虎太郎と竜介。竜介は『はてなマーク』が脳内に遊泳していたが、虎太郎にはその意味がわかってしまう。
「アークの元型…………?」
「かつてナムロドは小原家を司祭として信仰されていた《《別時空》》からの現人神だった。しかしそいつ自身は悪魔そのもの。人々に知識を与えた代わりに差し出された生贄を喰らい、人々を虐げた。しかし光の巫女とされる女神アマテルがその暴虐を何度も諌めた。これで世界の均衡は少しの間は保たれた。」
「少しの間?」
相槌とともに立ち上がる虎太郎。
「ナムロドは巫女を疎み、自らの最強かつ不死の身体を使って彼女を電脳世界へと封印した。そしてそこに封印の目的でとある神社を建てた。それこそがあの神田明神の御本尊であり、存在を書き換えられた光の女神ルーだ。」
「神田明神って前に東京へ行った時の神社か!!」
「続けるぞ。だが彼女はただでは封印されなかった。自身の力の源をいつか世界を止める力になるようにと、とある宝石に移し替えた。そしてその宝石を手にした者????それが初代仮面ライダークウガだ。そして初代クウガは霊石アマダムの力を最大限発揮し、数千年の時を経て、奴を《《精神と肉体》》を分割した。」
「クウガが精神と肉体を……そんなことできんのか!?」
「心身両方を極めた最終地点にはソレがある。」
覗の言った心身の極まり。その事がどれほど過酷なのかは虎太郎が身に沁みて理解していた。身体が極まったとしても、たどり着くのは『殺戮兵器』のような姿だ。清き心を持たぬ者にはその先には到達できぬのだ。
「だがナムロドは自身の肉体を同じく電脳世界へと送り込み、戦艦へ装着して力を蓄えさせ、自立思考力を与えた。それがアークのオリジンだ。」
「どうやら数百年前にナムロドは力を蓄えたソレを取り込もうとしたが、当時に存在していた仮面ライダー阻まれ。アークは封印された。そして10年前、オレは肉体よりも強いであろうナムロド自身をこの手で倒した。」
「1人でアークの片割れを倒した!?……どうりで強えぇわけだ。じゃあナムロドってヤツは死んだのか。」
「いや奴は死んでいない。不死である奴の魂も当然、
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