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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
72話 明かされるEvil god
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ナイプ専用武器で、クローズに威嚇程度の射撃を行う。これも弾の軌道がありふれている故、クローズはクローザーで弾を受け止めかつ攻撃を受けながらも突進してくる。


スナイプは撃ちつつも、距離を取るために少しずつ後退りを始める。徐々に徐々に………これを絶好の好機と捉えない者はいない。だが、それこそが彼の謀略。


「どうした!!もう撤退か!?」
「撤退も一つの策さ。だけど……撤退のつもりはないが。」
「あ?」
「脳筋突撃ほど危険なものはないんだぜ?」



素早くBボタンを押し、1発の強烈な弾丸をクローズに放つ。猛突進していたクローズは避けることままならずにその弾丸をモロに喰らってしまう。



「うわぁぁぁ!!!」
「突撃はガードとノックバックに堅い人間が使うべき戦法だ。根性のあるお前には似合ってるかもしれないが、それにはもう少し考えて使え。」
「ぐっ…………」
「あと…………作戦が少し浅はかじゃないか?」



スナイプは後ろを見ることなく、後方を連射銃撃する。するとスクラップの影に隠れていたクウガ????ちょうどライジングペガサスに変身してしまったところに命中する。

あまりに痛いのか、その場に崩れ落ちてしまう。



「うっ…………!!!!!!」
「虎太郎!!」
「そういや、ペガサスフォームは超感覚を持ってたな。当然痛覚も強い。故にダメージも通常の数十倍になるとか。」
「やっぱりアンタにはお見通しか…………」
「お前らにはちょっとした作戦のつもりだったかも知れねぇが、俺にはただの猫騙しにしか見えねぇな。」
「クソッ……だったらこれでも喰らえ!!」



≪ヒッパレー! ヒッパレー!≫


≪ミリオンヒット!≫



「なるほど………面白い????!」



≪ズ・キューン!≫



スナイプは連射できるハンドガンモードから威力の高いライフルモードへと変形させる。そしてBボタンを押し、スコープの照準をクローズの急所へと狙いを定め始める。最小限のモーションで最大限のダメージを与える。これがスナイパーの真骨頂だ。


スナイパーを職業としている者であっても、ここまでは不可能だろう。その理由は他でもない白木覗という男に起因する。謎の多い彼に1つだけ見え隠れしているのは生まれ持った狂気の性。これこそ彼が人間最強たらしめる強さではなかろうか。



「うらぁ!!!!!」
「はっ!!」



クローザーから放たれたミリオンヒットはライフルモードの強攻撃への餌となり、それでも飽きたらない弾丸はクローズの胸部へと飛び込み、周辺に爆風を送り込む。



「うぁぁぁぁ!!!」
「さて、悪いが初戦はここで決着をつける。」



≪ガ
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