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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
70話 過去の話 繋ぐ未来
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るか〜?」
「まっ、聞くまでもないだろうけど。」
「いや案外そうでもない。」
「え、そうなのか?」
「ああ????でも...........」
不思議なことに事実なのだ。無論、不可解な女心を覗けるほど俺は勘は鋭くはない。俺がモテない理由があるとするならば、ゲーム中毒者であることか賢すぎるか、あるいは............そう思ってきた。
しかしそれは今日、《《一変》》してしまったのだ。
「今日、下駄箱にこれが入ってた。」
「え........これって???ラブレターか!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ずっと好きでした。もし付き合う気が少しでもあれば放課後に校舎裏に来てくださいーーーーーーー』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「見たところ何の変哲もないラブレターだけど.......どうするんだ?付き合うのか?」
「よく分からないな.........なにせこういうのは初めてだからな?????」
「俺からとやかく言いはしないが??????よく考えて答えを出せ。常に相手を考えて答えを出すんだ。それが男としての役目だ。」
「あぁ.............」
しかし男としての誠実さってのは、あくまで2択のどちらかを選んだ延長線上にあるモノだ。その2択を選ばないことには始まらないのだ。
これはどんな難関学校の最難問よりも難しい。そう感じざるを得なかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あぁ...........どうしようか?????」
「さっきから言ってるが、経験のない俺に聞くなよ...............それに宿題の邪魔だ。」
「うーん...............」
父さんが来るまでしばらく俺の家にいる稜。それを尻目に俺は未だに受けるかどうかの選択に迷っていた。受けることで1つ明確になっていることがある。
それは千歌たちと疎遠になってしまうということだ。
これは普通に考えれば至極当然な話だ。しかし俺はそれが易々とはできなかった。かと言って、断ればそれは勇気を振り絞って送ってくれた相手を結果的に冒涜することになる。
男として最善手を尽くしたい。どうすれば全ての人が幸福へと運ぶのか...............
「俺は...............!」
prrrrrr?????
「電話か............」
珍しく固定電話からの受信だ。この家に用があるといえば家事はハイテク機能で勝手に家がこなしてくれるので留守にしているじいちゃんか、近所の人か.........あるいは十千万や渡辺父か松浦家の誰かかも
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