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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
70話 過去の話 繋ぐ未来
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ル引けなかったの。そこからスランプの始まり...........でも今考えたらそれがあって、才君や千歌ちゃんに出会えた。でも心の底では気になってた。スランプで遠縁になってたピアノにもう戻れないんじゃないかって??????」



梨子は無理に作ったように見える笑顔を俺に向け、俺たち2人を安心させようとする。



「でもいいの!私は今の方が楽しい。だからピアノは『梨子!』????」
「決めるのはお前たちスクールアイドルだ。俺はそれをアシストするだけ...........でも、俺の経験からわかることもあるのかもしれない。」
「才........君?」
「ちょっと昔の話だが............」



俺もまた文字通り、今まで記憶の彼方へ封印されていたこの世界での記憶。あちらの世界の代わりに手に入れた???????そんな記憶の《《一部》》なのだろうか。



ーーーーーーーーーーーーーーーー




これは6年前???????小学5年生の頃の話。


ちょうど魁が引っ越していって2年過ぎになる頃か。彼との記憶も少しずつ薄れかかっているような時だ。俺は内浦小学校の5年生。現在の3年生組は6年生だ。


平凡な毎日に起こったとある非凡についての話だ。










「才君また100点だったの?」
「あぁ、いつも通りだ。曜は?」
「わたしは92点!ちょっと早とちりしちゃって.......」
「千歌は?」
「うぅ........60点?????」
「お前にしてはけっこう高いんじゃないか?」
「うるさい天才!」



このぷりぷり怒っている娘は高海千歌。そしてそのそばで苦笑いしているのは渡辺曜。このテストってのは小学4年生社会の確認テスト、47都道府県のテストだ。


そして俺は数々の名門校をこの歳で卒業・在学中だ。卒業校はオックスフォード、ケンブリッジ、スタンフォード、カリフォルニア工科、イェール、ペンシルベニアなど。全て最年少の首席卒業だ。

したがって学校の勉強など馬鹿にしているのかとイラつくほどに簡単だ。



「まさくんそれは?」
「あぁ.........静岡県についての研究レポート。ハーバードに出すんだ。でももう終わったから大丈夫。休み時間くらいお前らと遊びたいし。」
「れぽーと?」
「宿題みたいなもんだ。さて、何して遊ぶ?」
「ソフトボール!」
「お、いいね。ちょうどソフトボールの運動量のレポートも書かなきゃいけないとこだし.........」
「よーし!今度こそ才くんを倒してやる!!」
「その余裕が続けばいいけどな..........」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




「ぐぬぬぬぬ.....
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