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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
68話 決意のconclusion
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だ。

しかし彼の主張はそうじゃない。対等な戦い。俺とタメを張って怪人たちと戦いたいというのだろう。

しかしそうなれば修行に入るということだ。そんな本格的な修行なんて?????あった。たった今あったじゃないか。



「なら.........いい話がある。」
「え........?」
「俺のじいちゃん?????オーマジオウが祝を通じて連絡してきたんだ。夏休みで修行しないか..........と。」
「修行?」
「特別講師を招いているそうだ。そしてオーマジオウ本人も鍛えてくれるらしいが................どうする?」
「もちろん.........行くに決まってるだろ!!」
「そうか????????」
『なら?????俺も行く。』
「!?」



道路側からのクールな声に俺は振り返る。そんなかっこいい声の持ち主は虎太郎だった。



「俺もその特別講師っていうのに興味がある。」
「そうか.........言ってた通りだな?????」
『だったら俺も行くぜ!!』
「!?!?」


ジャバジャバと海の方から起き上がる人影。月光に照らされてそのシルエットが徐々に白日になった先は、なんと竜介先生だった。



「竜介先生....!ずいぶん遅かったな????」
「いや〜何か勢いに乗ってそのまま富士山麓まで泳いぢまって、戻るの大変だったぜ!!」
「もう俺先生に体力じゃ絶対勝てない気がする........」
「それより、お前らがそこに行くんなら俺も行くぜ!強くならなきゃいけねぇのは俺も同じだからな!!」
「先生.............!」
「全く??????結局、全員行くのか........」



最初祝から聞いた時はそこまで《《俺》》はそこまで乗り気ではなかった。しかしコイツらが行くというのなら止める権利は俺にない。



「わかった。3人とも東京に行くんだな。」
「ああ、それで出発はいつなんだ?」
「明後日だ。」
「明後日!?早くねぇか!?」
「?????早い方がいい。」
「それもそうか............」



魁の驚きの声とは対照的に虎太郎は冷静ながらも躍起になっている。その特別講師ってのが相当気になるのか..........それともこの人物の正体をわかっていて話しているのか??????



「3人とも...........目的は同じってことでいいんだな?」
「ああ?????」
「稜を.......《《救う》》ため。」



稜は悪意の彼方へと沈んでしまった。殺されてしまったのか、どこかへ幽閉されているのか。遺体がない以上は後者が有力だ。しかし前者であったとしても、俺たちは絶対にアイツの本懐を遂げなくてはならない
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