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夢幻水滸伝
第三百二十七話 二州と二人の星の者達その九

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「思い切ってな」
「用いていきますね」
「そうするで、トラックも鉄道もな」
「総動員ですね」
「そうしてな」
「戦いますね」
「準備もな、物資を一気にや」
 それこそという口調で言うのだった。
「輸送してな」
「将兵もですね」
「そしてや」
「戦いますね」
「そうするで、そしてな」
 トウェインはさらに話した。
「相手より先にや」
「動いてですね」
「そしてな」
「攻め込みますね」
「そうするで」
 こう言ってだった。
 トウェインはスタインベック達との戦の準備に入らせた、そのうえで仲間達に対してさらに話した。
「相手の情報をな」
「これまで以上にですね」
 エリカが応えた。
「集めますね」
「そや、そしてな」
「その情報に基づいて」
「動くで」
「そうしますね」
「こっちの準備も整えて」
 それと共にというのだ。
「相手のこともな」
「知ることですね」
「それも熟知することや」 
 ただ知るだけでなくというのだ。
「相手のな」
「隅から隅までですね」
「知ってな」
 そうしてというのだ。
「そのうえでな」
「戦いますね」
「工作員も送り込んで」
 敵の勢力の中にというのだ。
「そしてな」
「調べて」
「分析もして」
「そして攻めますね」
「これまでも調べて来たけどな」
「より一層ですね」
「そや、そっちに力を入れてや」
 そのうえでというのだ。
「相手を攻めるで」
「六十万の軍で以て」
「数と装備はこっちが上やが」
 それでもと言うのだった。
「油断せんでな」
「攻めますね」
「そうしてく、それでな」
 トウェインは話を続けた。
「戦をするからにはすぐにや」
「終わらせますね」 
 ミッチェルが応えた。
「長引かせんですね」
「そや、戦は行うならな」
「一気にですね」
「攻めてな」
 そしてというのだ。
「即座にや」
「終わらせますね」
「そうする、長期戦なんてな」
 それはというのだ。
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