第三十四章
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いたのだった。
「生憎だが」
まずビショップがその剣呑極まりない狂気に満ちた目で四人に言ってきた。
「王の座までは行かせない」
「ビショップ、やはり出て来たか」
「そうだ、俺もだ」
「俺もいるぞ」
杉村と白峰もいた。三人はビショップを中央に置き彼から見て右に杉村、左に白峰がいてそれぞれ四人と対峙するのだった。
「王の座におられるのはまさに我等が真の主」
「ネオファンガイア、そしてレジェンドルガの神」
「貴様等に神を見ることは許さない」
「神・・・・・・スサノオだね」
紅はそれが何かすぐにわかった。彼は既にエンペラーフォームになっている。
「やっぱりここにいたんだ」
「神のことも知っていたか」
「聞いていたよ」
紅はビショップと対峙するようにして答えた。
「君達のことと一緒にね」
「ならばだ。余計にこれから先に行かせるわけにはいかない」
ビショップの言葉に狂気に加えて意地も加わった。彼自身の意地がだ。
「貴様等はだ」
「それはどうかな」
しかし名護が紅の前に出て彼と代わる形でビショップと対峙するのだった。
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