第六幕その五
[8]前話 [2]次話
「こうした場所ってね」
「臆病ライオンさん好きだね」
「大好きだよ」
こうトトに答えました。
「凄くね」
「そうだよね」
「サバンナもいいけれど」
「こうした場所もだね」
「大好きでね」
「くつろげるね」
「そうなんだ、自然とね」
トトに一緒に歩きながら言うのでした。
「くつろげるよ」
「そうなんだね」
「だからね」
それでというのです。
「王宮でもね」
「よくお庭にいるね」
「毎日行って」
そうしてというのです。
「楽しんでいるよ」
「そうだね」
「歩いてお散歩して」
「その後はだね」
「ゆっくりと寝ることもね」
「好きだよ」
「庭園でのお昼寝なんてね」
それはというのです。
「最高だね」
「うん、僕もだよ」
トトもそれはと応えました。
「お庭を歩いて回って」
「お昼寝をすることがだね」
「大好きだよ」
「生きものは皆好きだね」
「ライオンも犬もね」
「虎もだよ」
腹ペコタイガーも言ってきました。
「そうしたことをすることは大好きだよ」
「緑の庭のお庭の中を歩いて回って」
「そしてお昼寝することがね」
臆病ライオンにお話しました。
「大好きだよ」
「君もだね」
「それが嫌いな生きものはね」
「まずいないね」
「オズの国ではね」
「そうだね」
「そうね、歩いていたら」
庭園の中をとです、ドロシーも言いました。
「その後でね」
「お昼寝したくなるね」
「そうなるわ、例えば」
臆病ライオンに笑って答えました。
「ハンモックに揺られて」
「お昼寝だね」
「ええ、こうした場所でね」
「それもいいんだね」
「私は大好きよ」
こう言うのでした。
「すやすやとぐっすりとね」
「寝られるね」
「だからね」
それでというのです。
「貴方達のお話を聞いて」
「そうしたくなったんだ」
「そうよ」
その通りだというのです。
「私はね」
「それじゃあ」
「そうしてみるわね」
「この空中庭園で」
「貴方達と一緒にね」
「いいね、ただそれはね」
魔法使いはこう言いました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ