第八十五部第三章 北京星系を見てその六十三
[8]前話 [2]次話
「しているだけで垢は落ちるな」
「左様ですね」
「サウナに入っていると」
「汗をかいてです」
「そして水風呂に入る」
「それだけで、ですね」
「垢はかなり落ちますね」
「そうなる。汗をかいてだ」
そしてというのだ。
「垢が流されてな」
「その汗で」
「そして垢が身体から浮き出もします」
「それが余計に汗で流されて」
「また水風呂の中で垢が身体から離れて」
「そこでも落ちますね」
「何度かそうしているだけでだ」
サウナと水風呂を行き来しているだけというのだ。
「相当にな」
「垢が落ちてです」
「身体は奇麗になりますね」
「そうなりますね」
「それだけで」
「そうだ、だからだ」
それでというのだ。
「サウナはいいな」
「左様ですね」
「後で身体も洗いますが」
「それでもですね」
「サウナだけでもかなりですね」
「そして身体を洗ってだ」
そのうえでというのだ。
「バスタオルで身体を拭くとな」
「もうですね」
「すっかり清潔になりますね」
「そうなりますね」
「まさに」
「そうだ、だから清潔にするという意味でもな」
まさにというのだ。
「サウナはいい」
「左様ですね」
「ただ身体の悪いものを出すだけでなく」
「清潔にもなりますね」
「サウナというものは」
「湯の風呂も同じだが」
それでもというのだ。
「サウナもだな」
「左様ですね」
「ではですね」
「サウナで身体を奇麗にして」
「今も政治のことを話していますが」
「出た後もですね」
「話をしていこう」
政治のそれをというのだ。
「是非な」
「そうしましょう」
「そしてその話が終わればですね」
「ウォッカですね」
「そちらですね」
「そちらも楽しもう、ウォッカはな」
この酒はというと。
「どの国で飲んでもいい」
「やはりロシア人はウォッカです」
「お酒はそれです」
「それに限ります」
「左様ですね」
「だからだ」
それでというのだ。
「今夜も飲もう」
「では」
「その様にしましょう」
「そしてです」
「じっくりと寝ましょう」
「寝ることもだ」
このこともというのだ。
「やはりな」
「お酒もですね」
「必要ですね」
「左様ですね」
「是非共」
「ロシア人はパンと仕事とウォッカがいれば生きていけると言ったが」
今しがただ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ