第二十九章
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子ですよね」
「深央さんに似てましたよね」
「瓜二つだった」
彼はこう紅と静香に対して述べた。
「最初見た時は生き返ったのかとさえ思った」
「けれど深央さんじゃなかった」
「違うんですよね、やっぱり」
「只の空似なんだな」
登はこう結論付けることにした。
「あのレイも俺に異様に似ているしな」
「そういうのは気にするな」
次狼がここで彼に言ってきた。
「あまりな」
「そうか。気にしたら負けか」
「そうだ。それよりもだ」
次狼はモモタロス達を見た。やはり彼等はくつろいでそのうえでその奇怪なコーヒーを楽しんでいた。何もおかしなところはないようにだ。
「あんた達のそのコーヒーのことはいい」
「ああ、飲まないんだな」
「それはな。俺達は飲むとしたら自分で淹れる」
こうモモタロスに対しても告げた。
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