【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第6章】なのはとフェイト、結婚後の一連の流れ。
【第7節】背景設定6: 次元航路と次元世界の海図について。
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真東やや北寄りへ216ローデ」の地点にありますが、これも直通の航路は無いので、実際に行くとすれば、〈管10ルーフェン〉か〈管15デヴォルザム〉を経由して行くことになります。
【二度にわたる〈次元震〉によって幾つもの重要な次元航路が失われた結果、現在の〈号天〉は、『接続する航路の本数それ自体も10本に満たず、しかも、一等航路は一本も無い』という、現在のベルカ世界と同様の厳しい状況に陥っています。】
最後に、ミッドの南側の領域について述べます。
まず、ミッドから「ほぼ南南東へ100ローデ」の地点には、かつては「交通の要衝」とも呼ばれていた〈管14シガルディス〉があり、統合戦争の前期(新暦で前63年頃)には、この航路も一等航路となりました。
そして、そこから「ほぼ南西へ80ローデ」の地点には〈管19ゲルドラング〉があり、新暦で前63年頃までは、逆にこちらの航路の方が一等航路でした。
また、そこからさらに「真西やや北寄りへ65ローデ」の地点には〈管20ザウクァロス〉があり、こちらの航路は今もなお一等航路です。
(また、モザヴァディーメとザウクァロスを結ぶ二等航路には、全長わずか3ローデの短い分岐路があり、その分岐路の先には、先史ルヴェラ文明の遺跡が今も大量に残されている〈無12ユゲナポリサ〉があります。)
なお、シガルディスから「ほぼ東南東へ80ローデ」の地点には〈管21ヴェトルーザ〉があり、これ もまた一等航路になっています。
また、ヴェトルーザからさらに「ほぼ東北東へ78ローデ」の地点には〈管22ハドマンド〉があり、一方、先に述べたデヴォルザムから「ほぼ南南東へ146ローデ」の地点には〈管29ジルガーロ〉があります。
そして、上記の二本の航路は亜空間内で融合して「十字航路」を形成しており、後者の航路は、前者の航路に対して「ほぼ完全な垂直二等分線」となっています。
こうした「十字航路」は、次元世界全体でもわずかな数しか存在していませんが、その中でも、これほどまでに「幾何学的に整った形」をしているのは、この航路のみであり、それ故に、この航路には〈聖十字航路〉という特別な固有名称が与えられています。
【ちなみに、『接続する四つの世界が、すべて管理世界である』という十字航路も、次元世界全体でこの航路のみであり、その意味でも、この〈聖十字航路〉は特別な航路となっています。】
また、ジルガーロから「ほぼ南東へ68ローデ」の地点には、新暦38年に〈ディファイラー〉の襲撃を受けた〈管40グザンジェス〉があります。
一方、ジルガーロから「ほぼ南南西へ154ローデ」の地点には、先史時代に巨大な勢力を誇っていた〈管68サウティ〉があり、今では、この世界は「南部辺境への玄関口」ともなっています。
(ちなみに、ゲルドラングか
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