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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第6章】なのはとフェイト、結婚後の一連の流れ。
 【第7節】背景設定6: 次元航路と次元世界の海図について。
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メやパルドネアへ向かう航路は、すべて二等航路なので、魔導師がミッドから、例えばパルドネアに行く時には、(かなり大回りになりますが)普通はヴァイゼンとフォルスとモザヴァディーメを経由する形で「即時移動」を繰り返して行きます。
(パルドネアから見ると、フォルスは「北方やや東寄りへ44ローデ」の地点にありますが、残念ながら、こちらも二等航路になっています。)

 なお、ミッドから「ほぼ北北東へ92ローデ」の地点には〈外10ビストナージ〉があるのですが、この世界は伝統的に鎖国政策を続けており、(キルバリスやシャグザードと同様に)非友好国の艦船が「上空を通過すること」自体を認めていないため、大半の管理世界にとっては「航路がつながっていないも同然」の世界となっています。
(ただし、歴史的に複雑な経緯があって、管理世界の中でもセクターティとイラクリオンだけは、全く例外的にビストナージから「友好国」という扱いを受けています。)

 また、ミッドから「ほぼ北北西へ80ローデ」の地点には〈外9コリンティア〉(ブラウロニアの故郷)があり、同じくミッドから「北西やや北寄りへ105ローデ」の地点には〈管9ドナリム〉があります。
 ミッドとドナリムを結ぶ航路は一等航路であり、また、ドナリムはかつての〈九世界連合〉の一員でもあるため、この二つの世界を結ぶ「直通の転送ポート」は、今も相当な規模のモノが維持されています。
 そして、ドナリムから「北西やや西寄りへ138ローデ」の地点には〈管61スプールス〉があり、そこから「ほぼ真東へ40ローデ」の地点には〈無34マウクラン〉があります。前者は二等航路ですが、後者は一等航路です。

【だから、スプールスからミッドまでは、普通に次元航行船を使えば、合わせて36時間あまりもかかるはずなのですが、「SSX」には、『エリオとキャロが、スバルから連絡を受けた次の日の昼には、もうミッドに着いている』という描写があります。
 そこで、この作品では、『二人はスプールスからドナリムまでは、普通に船に乗って来たが、そこからミッドまでは、転送ポートを使って「即時移動」で来た』という設定を採用します。
 また、新暦87年の〈デムロクス事件〉、つまり、「アインハルトが執務官として最初に担当した案件」が、ドナリムを舞台とする大事件に発展してしまった時に、普段から執務官としてあちこち飛び回っているフェイトやティアナだけでなく、ミッドからはなのはとスバルが、スプールスからはエリオとキャロが、すぐに駆けつけることができたのも、上記のような位置関係のためだった、という設定です。】

 なお、ミッド旧暦462年(新暦では前78年)の〈次元断層事件〉によって「ベルカとドナリムとスプールスに囲まれた領域」にあった幾つかの世界はすでに滅び去っており、その領域内
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