暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第6章】なのはとフェイト、結婚後の一連の流れ。
 【第7節】背景設定6: 次元航路と次元世界の海図について。
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 そのため、『アルハザードも、今はそうした〈ヴォイド〉の中に隠れているのではないか?』と考えている人たちも大勢いるようです。

 また、以前は〈中央領域〉以外の領域を全部ひっくるめて〈辺境〉と呼んでいましたが、今では「ミッドを中心とする半径400ローデの円」の内側にある諸世界の多くはそれなりに発展を遂げており、それらを一律に「辺境の世界」と呼ぶのは、もはや用語としても適切ではありません。
 そこで、新暦70年代の末頃からは「半径400ローデの円」の外側だけを〈辺境領域〉と呼び、その内側にある「中央領域以外の領域」のことは〈中間領域〉と呼ぶようになりました。

【以上のような設定に基づいて、自分なりに手書きで〈海図〉を描いてみたのですが……自分用の書き込みだらけで、とてもネット上にアップすることなどできません……。
 仕方が無いので、以下、「おおよそのところ」を文章で説明させていただきます。暇な人は適当な縮尺で作図してみてください。(苦笑)】


 それでは、まず、ミッドの近傍および北側の領域から説明します。
〈第1管理世界ミッドチルダ〉では古来、〈第1遺失世界ベルカ〉の方角を便宜的に「北」と呼んで来ました。
 ミッドチルダから見ると、直線距離で「真北へほぼ200ローデ」の地点に、ベルカ世界があります。しかし、直通の航路は存在しないので、実際にはミッドから「ほぼ真北へ60ローデ」の地点にある〈無5マニクヴァリス〉を経由して行くことになります。

【かつて、「管理局の創設者たち」(後の三脳髄)は、このマニクヴァリスを始めとする幾つかの「ベルカ世界への中継拠点となる無人世界」を軍事的に制圧しておくことで、ベルカ世界への渡航が「事実上」できない状況を無理矢理に維持していました。】

 そして、ベルカ世界の北方やや東寄りには、ベルカからだいぶ距離を置いて「次元世界で最大の(半径およそ140ローデの)ヴォイド」が、次元世界の「(へり)」に届く(あた)りにまで広がっており、これを俗称で〈北方ヴォイド〉と言います。
 また、ベルカ世界からおよそ100ローデの圏内にある20個ほどの「近隣の諸世界」は、すべて「大昔からの植民地」でしたが、ベルカ世界における戦乱の巻き添えとなって、今ではもう完全に滅び去っています。
(ただし、そのうちの半数ほどは、当初から無人の世界だったようです。)

 ちなみに、かつて「聖王家直轄領」だった12個の世界は、すべて、ミッドから60ローデ以内の領域にまとまって存在しており、オルセアとパドローナとゲボルニィ(および、ミッドそれ自体)以外の8個の世界は、それぞれにミッドと直接に結ばれています。
 その中でも、ミッドから「真西やや南寄りへ60ローデ」の地点にある〈管3ヴァイゼン〉と、同じくミッドから「北東やや
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