【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第6章】なのはとフェイト、結婚後の一連の流れ。
【第6節】キャラ設定6: ブラウロニアとミカゲ。
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まで埋め戻すために使われてしまいました。
結果として、ミカゲはもう『当時の事柄を具体的に思い出す』ということはできないのですが、『八神家の「家族」から充分に愛された』という記憶は、彼女の無意識の個性を(以前と比べれば、の話ですが)大変に穏やかなものにしました。】
ミカゲは普通、相手のことは名前に「〜さん」を付けて呼びますが、リインとアギト、シグナムとシャマル、およびザフィーラのことは名前に「〜姉さん、〜兄さん」を付けて呼びます。どうやら、自分を「八神家の末っ子」と認識しているようです。
また、はやてのことは、アギトに倣って『マイスター』と呼び、自分の主であるヴィータのことは、My Lordの古い読み方で『ミ・ロード』と呼びます。
普段はかなりの甘えっ子で、精神的にもやや幼く、スキンシップも相当に過剰です。
そのため、アギトからは「抱きつき魔」などと呼ばれ、少しばかり敬遠されているのですが……よくよく考えてみると、ミカゲも、最初に八神家に保護された時点では、特に個性の無いボンヤリとした子でした。
そんなミカゲが「抱きつき魔」に成長してしまったのは、冷静に考えると、「2年と4か月ぶりに覚醒したアギトが、ミカゲを固く抱きしめて熱烈に感謝の意を表現したこと」が、そもそもの発端でした。
そうした行為が幾度も繰り返され、その際の記憶や感情がその度に「深層メモリー」にまで沈み込んで行ったからこそ、ミカゲは「無意識のレベルで」そうした行動原理を身に付けてしまったのです。
つまり、ミカゲがしばしばアギトに抱きついて来るのも、元を正せば、アギトの「自業自得」なのでした。(笑)
彼女は、一人称には『ミカゲ』を、語尾には『〜デス』を多用します。
普段は、口数も少なめで、言葉づかいも丁寧なのですが、(長らく実験体として虐待されていたためか、いささか二重人格の傾向があって)ユニゾンすると、途端に饒舌でノリノリな性格に変貌します。
その際には、髪型や目つきも豹変し、一人称も『オレ』もしくは『我』に変わり、言葉づかいも荒々しく、「名乗り」の時などには少し文語調になります。
(例えば、敵を前にして『ヘイ、ヘイ。ミ・ロード! こんなの、サクッと殺っちまおうぜ!』だとか、名乗りの際にも『我は鏨! 我が前に立ちはだかる者は、すべて砕かれ、沈黙する! 故に、我が名は〈沈黙の鏨〉! 我と我が主の敵に、死と静寂をもたらす者なり!』といった感じです。)
もちろん、ユニゾンした際には、「大人ヴィータ」の側も「黒ヴィータ」になります。
【TVアニメのStrikerSでは、リインとユニゾンした姿の「白ヴィータ」が登場しましたが、アレが今ひとつ好みではなかったので、私
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