【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第6章】なのはとフェイト、結婚後の一連の流れ。
【第6節】キャラ設定6: ブラウロニアとミカゲ。
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一時的に元気になった老王は、凡庸な第一王子を廃嫡して辺境に飛ばし、エレクテイオン一族の名誉を回復するとともに、讒言した重臣たちを全員あぶり出して相応の処分を下しました。
その後、その国では一連の政争を経て、妾腹の第四王子が「全く思いがけず」老王の跡を継ぐことになるのですが……それはもはや、はやてやブロウロニアたちにとっては「関係の無い話」でしかありませんでした。
こうして、ブラウロニアは弟アルカイオスや何十人もの従者らとともにミッドに帰化して、そのまま全員で管理局員になりました。
時に、新暦82年の7月(ちょうど、なのはとフェイトがお互いの子供を妊娠した頃)、ブラウロニアがまだ16歳の時のことです。
【つまり、ブラウロニアは、ルーテシアやエリオやキャロやシャンテよりも一つ年下で、ファビアやトーマやコニィやジャニスと同い年で、アインハルトやミウラやユミナやクヴァルゼよりは一つ年上です。】
彼女はいろいろな面でとても優秀な女性なのですが、根っからの「騎士」で、いささか堅苦しい性格と表情が「玉に瑕」です。さらに言うならば、自分が相当な「美女」であるという自覚にも乏しいようです。
当然ながら、性格的にはシグナムと「似たもの同士」で、彼女はミッドチルダに来た当初から、日常的にシグナムの「稽古」の相手を務めて来ました。
(最初のうちは、なかなか勝てなかったようです。)
また、ブラウロニアははやてを「主君」と仰いでおり、その指示どおりに猛勉強をして、新暦88年の秋には22歳で早々と「艦長」の資格を取得しました。
(愛称は「ブラウ」ですが、彼女をそう呼んで良いのは、今ではもうこの世で「主君はやて」ただ一人です。)
そして、彼女は翌89年の秋に23歳で、実際に特務艦〈グラーネ〉の艦長に任ぜられてからは、主君はやての「第一の部下」を自認するようになります。
【コリンティア人の感覚では、身内を「部下」とは呼びません。そのため、ブラウロニアの意識の中では、八神家のメンバーは「はやての部下」のうちには入らないのです。
また、彼女の中では、ルーテシアたちも「主君の、半ば身内」となっており、やはり「部下」のうちには入っていません。なのはやフェイトたちも「主君の、御友人」というカテゴリーなので、ブラウロニア自身から見ると「目上の存在」となっています。】
なお、故郷の世界コリンティアを捨ててまで彼女に付き従って来た従者たちも全員、猛勉強の末に、今では特務艦〈グラーネ〉の優秀な乗組員となっており、立派に成長した弟アルカイオス(彼女よりも10歳年下、新暦95年の時点で19歳)もまた、今は艦長の資格取得に向けて頑張っています。
【彼は、空戦魔導師としては、せいぜいCランク程度なの
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