【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第6章】なのはとフェイト、結婚後の一連の流れ。
【第1節】新暦82年の出来事。(前編)
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ともに顔を出してくれます。
また、当然ながら、「娘」のヴィヴィオや「幼馴染み」のユーノ司書長や「補佐官」のシャーリーも、出席しました。
他にも、アルピーノ家のメガーヌとルーテシアとファビアや、ナカジマ家のゲンヤと戦闘機人姉妹や、「娘の友人枠」でナカジマジムの面々も来てくれました。
さて、厳粛な儀式の後、披露宴は立食パーティーのような形式となりました。
また、その結婚式と披露宴の出席者の中では、カレルとリエラ(10歳)が最年少者だったのですが、カレルはその席で、アルトとルキノから『全体的に線が細く、体も今ひとつ丈夫ではなさそうに見える』と指摘され、また、この双子が「アンナ(13歳)の学校の後輩」であると判明したことも手伝って、カレルは翌5月から急遽ナカジマジムに通わされることになりました。
【当時、カレルは母親のエイミィとよく似た、やや女性的な顔立ちをした少年で、一方、リエラの方は、祖母リンディにとてもよく似た顔立ちの(髪の色を別にすれば、クローンかと思えるほどによく似た外見の)少女でした。】
一方、アインハルトは、昨年の夏にはヴィヴィオが襲撃されたり、秋には彼女の両親が入院したりして、それ以来ずっと『自分はこのままで良いのだろうか』と考え続けていました。
もちろん、半年前に八神司令から言われたとおり、今しばらくは、もう少し地力を蓄えるべきなのでしょう。また、それとも関連して、IMCSのような公式の陸戦競技会で「覇王流」の強さを世に示すことも、確かに、今はまだ大切なことです。
しかし、これからも末永く、ヴィヴィオとともに人生を歩むのであれば、クラウスのような陸戦の技能だけでは足りないのではないだろうか。「なのはのように」とまでは行かなくても、やはり、ある程度までは空戦もできるようになっておくべきなのではないだろうか。
アインハルトはそんなことを考えていたのですが、実のところ、彼女にとって『空戦の「基礎」を教えてほしい』というのは、意外と周囲に頼みづらい話でした。
なのはやフェイトやはやてのような「オーバーSランクの空戦魔導師」に対してそんな初歩的なことをお願いするのは、さすがに申し訳ない気がするのですが、そうかと言って、他には空戦の得意な知り合いなど、周囲に一人もいなかったからです。
【アインハルトの魔法の術式は「古代ベルカ式」なので、あえて言うならば、同じ術式のシグナムやヴィータから教わるのが理想だったのですが、いかんせん、アインハルトは今まで彼女らとはほとんど面識がありません。】
普段からそんなことを考えていたアインハルトにとって、披露宴の席で、IMCSにも関心が深く、父親譲りの「近代ベルカ式」魔法を使うファトラ執務官(33
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