第二十七章
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だった。
「城で待っている」
「そこで決戦といこう」
「えっ、お城!?」
「まさかそこは」
「そう、そのまさかだ」
アークが紅と名護に対して答える。
「あの城で待っている」
「思い出深いあの城でだ」
「白峰さん、貴方はまだ」
「また君と闘うかどうかはわからないがな」
白峰は落ち着いた様子で名護に告げた。
「しかし我々はそこにいる。楽しみに待っている」
「それではな」
こう告げて彼等も姿を消すのだった。彼等に続いてネオファンガイアやレジェンドルガ達も姿を消した。戦場に残ったのは紅達だけとなった。
「一旦停戦ってこと?」
「そうみたいだな」
次狼がラモンに答える。彼等はすぐに人間の姿に戻る。紅達もだ。ここでの闘いが終わったことは彼等もよくわかっていたのだった。
そしてそのうえでであった。彼等もまた話をするのだった。
「さて、これからだが」
「どうするかだね」
紅は登の言葉に対して応えた。
「アーク達の話だと多分行き先は」
「魔界城だ」
名護はかつて攻め込んだあの城のことを思い出しながら述べた。
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