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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第125話 ガツガツカレーを完成させろ!祐斗VSウォータイガー!!後編
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の考えがあっているのなら……


「こっちだ!」


 僕は奴の顔に泥を投げつけて森の中に入っていった。その行為がムカついたのかウォータイガーは雄たけびを上げて僕を追いかけてくる。


「祐斗!何処に行くの!?」
「何か考えがあるんだろう、追いかけよう」


 そしてリアス部長やイッセー君達も僕を追いかけていく。


「はぁはぁ……確かこの先に……」


 僕は先程サフラさんがコンソメナトロスを追い詰めたすり鉢状に穴の開いた地形を目指して走っていく。途中でウォータイガーが激しい水鉄砲で攻撃してくるがなんとか回避して逃げ続けた。


「つ、着いた……」


 僕は目的の場所にたどり着くと後ろを振り返る、そこにはウォータイガーが追い付いていて僕にゆっくりと近づいてきていた。


「ガァァァァッ!」


 そして追い詰めた獲物を狩ろうと飛び掛かってきたんだ。


「追い詰めたと思ったかい?残念、僕は飛べるんだ!」


 僕は悪魔の羽を生やして奴から逃げた、まさか飛べるとは思っていなかったのかウォータイガーが驚いて一瞬動きを止めた。


「今だ!飛飯綱・乱れ撃ち!!」


 僕は連続で飛飯綱を放ちウォータイガーの足元の地面を崩した。すると奴は転がりながら穴の中に落ちていく。


「光を増幅する魔剣よ!太陽の光を強めて熱を上げろ!」


 僕は最後に残っていた精神力で大きな魔剣を生み出してソレを空に投げつけた、その魔剣は太陽の光の熱を増幅させて辺りの気温を一気に上げていく。


「ガァァァァッ……!?」


 するとウォータイガーの体に異変が起こる、体から水が抜けていき実態が現れたんだ。


「思ったとおりだ、お前は高熱に弱い。その体じゃもう攻撃を受け流せないな!」


 僕は奴が日差しが強くなってから日陰に入りつづけたこと、そして奴が水蒸気爆発をした際に酷く弱っていたことを思い出した。


(奴は熱に弱い、体の水を沸騰させるあの水蒸気爆発は文字通り諸刃の剣だったんだ!)


 もしもっと早く気が付けていたらもっと上手く戦えていたんだろうが今はもうそんな事を考えている余裕はない。


「僕にとっても光は弱点……ここからはどちらかが死ぬまでのデスマッチだ!」


 僕はそう言ってウォータイガーの前足を攻撃した。さっきまでと違い赤い血が噴き出した。


「よし、効いた!」


 だがウォータイガーも負けていない、弱っているとはいえ前足を振るい僕の腹に切り傷を付けた。


「はああァァァァァッ!!」
「ガァァァァァァァッ!!」


 そこからはもう泥臭い斬り合いだった。お互いの攻撃で地面に血が飛び散り赤く
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