暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第125話 ガツガツカレーを完成させろ!祐斗VSウォータイガー!!後編
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。確実に命を奪うまで決して奴から視線を離さないぞ……!)


 僕はさっきの不意打ちをまた貰わないように凍ったウォータイガーを警戒しながらどうトドメを刺すか考える。


「ん?なんだか蒸し暑さを感じる……」


 すると夏の暑さとは違うまるでサウナの中にいるような蒸し暑さを感じた。すると地面から何か煙のような物が吹きあがったんだ。


「これはまさか……!」


 僕は直ぐに大量の魔剣で全身を隠して防御の体勢に入る、イッセー君もフォ―クシールドで皆を防御した。そして次の瞬間……


 ドガァァァァァァァッ!!


 辺りの地面が爆発したかのようにはじけたんだ。まさか水蒸気爆発をさせるなんて……島うまは大丈夫なのか?


 一瞬そんな事を考えてしまったが僕はなんとか耐えることが出来た。イッセー君達の方も島うまも無事みたいだ。


「グルル……」


 そしてウォータイガーも氷を溶かして僕に唸り声を放つ。


 よく見ると奴の前足が地面に溶けるように入り込んでいたんだ、恐らく奴は完全に凍らされる前に前足を地面に入れてそこから地面に水を放ってそれを沸騰させて疑似的な水蒸気爆発をさせたんだろうね、恐ろしい奴だ。


 でも何故かさっきより弱弱しく感じる、流石に凍った事で疲れたのか?


 だがもうあんな大量の魔剣を出す事は出来ない、僕はウォータイガーにまた水蒸気爆発を使われないように氷の魔剣を捨てて和道一文字を構えた。


「ガァァァッ!」


 ウォータイガーは自身を奮い立たせて襲い掛かってきた。僕は大量の魔剣を出してしまった事で体力と精神を大きく消耗してしまい劣勢に陥ってしまう。


「ぐっ、まずい……!」
「祐斗君!」


 ティナさんの叫び声と共に和道一文字を弾かれて僕は追い詰められてしまった。このままじゃ……


 だがその時だった、曇っていた空から太陽の光が差し込んだんだ。どうやら晴れたみたいだね。


「グオッ!?」


 するとウォータイガーは僕にトドメを刺さずに大きく後退した。どういうつもりだ?


(もしかして……)


 僕は和道一文字を拾うと奴の放つ水鉄砲を回避しながら刀身で光を反射して奴に浴びせた。でもウォータイガーに変化はない。


「効いていない……光が弱点って訳じゃないみたいだ」


 僕はてっきり光に弱いのかと思ったが違うようだ、でも太陽に関係していることに弱いのは間違いないはずだ。


(太陽について考えてみよう……太陽は悪魔の弱点、眩しい、紫外線がある、植物を成長させる、暖かい……暖かい?)


 そういえば奴はさっきみたいに接近してこないし日陰を中心に行動している。もし僕
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